この連載では、住宅ローンにまつわる疑問・お悩みに、日本住宅ローン株式会社の担当者が答えます。今回取り上げるのは「変動金利が上昇中! 固定金利に借り換えたほうがいい?」です。


○住宅ローンにまつわる疑問・お悩み「変動金利が上昇中! 固定金利に借り換えたほうがいい?」

日銀の利上げの影響で、現在借りている住宅ローンの変動金利が今後上昇する可能性があると聞き、不安を感じています。これまで低金利だったこともあり変動金利を選びましたが、返済額が大きく増えるのではないかと心配です。このまま変動金利を続けるべきか、それとも固定金利への借り換えを検討したほうがよいのでしょうか。借り換えのタイミングや判断のポイントがあれば教えてください。

○日本住宅ローン株式会社の回答

市場予測では、今後も変動金利の金利は上昇する可能性が高いという見方もあることから、固定金利への借り換えを希望するお客様は増えており、当社でも多くのお問い合わせをいただいております。

現在、多くの金融機関の変動金利型住宅ローンには、「5年ルール」や「125%ルール」が適用されています。

これは、金利が上昇しても、すぐに毎月の返済額が大きく変わらないようにする仕組みです。

しかし、これはあくまで一時的な措置であり、金利が今後も上昇し続けた場合、5年経過後に返済額が大きく増加する可能性があります。

例えば、3年前に5,000万円を35年の住宅ローンでお借入れされた場合、直近の金利上昇を含めると、5年経過後に返済額は約1.6万円上昇します。

さらに、金利がさらに0.50%上昇した場合は、約2.7万円の上昇となります(当社試算による)。

ご自身の借り入れされている変動金利の住宅ローンが、今後どのように返済額が増える可能性があるのかを把握しておくことが非常に大切です。

固定金利に借り換えをする最大のメリットとしては金利が固定できるため、

金利上昇リスクを心配する必要が無くなることや、借入期間中、毎月の返済額が一定であるため、ライフプランの見通しが立てやすいことが挙げられます。


特に、将来的にお子様の教育費などの出費が多くなるご予定がある場合は、住宅ローンの返済額を固定させることで、家計に安心感をもたらすことができます。

借り換えにあたっては、事務手数料や登記費用などの諸費用が発生するため、全体のコストなども考えながら、検討を進めていくことが大切です。

それでも現状では変動金利の金利が低いことから、今後の状況を見ながら決めていくという方法もございますが、

一般的に、「固定金利は市場の期待(将来の予想)で動き、変動金利は現在の政策金利に連動する」という性質があります。

そのため、固定金利は変動金利よりも先に上昇し、変動金利は後から上昇することが多いという傾向があります。

もし固定金利への借り換えをご検討されているのであれば、早めに情報収集し、ご検討されることをお勧めいたします。

固定金利の代表的な商品としては「フラット35」が挙げられます。

当社では、最長40年まで低い金利水準で借り入れが可能な独自のフラット商品「MCJフラット”極”」を提供しております。

固定金利への借り換えの場合、現在の返済額よりも高くなりますが、返済期間を延ばすことで毎月の返済額を抑えることも可能なので好評いただいております。

いずれにしましても、金利上昇局面を迎えている状況下では、将来のライフプランと家計の見通しについて定期的な見直しを行うことは非常に重要です。

○日本住宅ローン株式会社

日本住宅ローン株式会社は、日本を代表する大手ハウスメーカー4社と大手金融機関が共同で出資した住宅ローンを中心に取り扱う金融機関。全期間固定金利である【フラット35】を中心として、様々なローン商品を展開。特に、【フラット35】保証型商品においては、業界初となる借入期間40年(通常は35年)の「フラット極40」を開発。
さらに、同商品を活用し、2年後以降いつでも無料で変動金利に切り替えることができる「2年待てるローン」を提供するなど、先進的な取り組みを数多く実施している。また、住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)が提供するシニア向け商品「リ・バース60」をいち早く取り入れ、「MCJご自宅活用ローン"家の恩返し"」(新築)(借換+リフォーム)として提供しており、取扱実績はNo.1を誇る。https://www.mc-j.co.jp/
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