今永は7先発で防御率2.40と安定したピッチングを続けている(C)Getty Images

 カブスの今永昇太が現地時間5月2日、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に先発し、7回を被安打4、無失点と好投。チームは2-0で勝利しており、ロースコアで進んだ試合で相手に得点を与えなかった今永が見事な内容で今季3つ目の白星を手にした。

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 前回登板ではドジャース戦で5失点を喫し負け投手となっていた今永は、このダイヤモンドバックス戦では3塁を踏ませぬ圧巻投球を披露。本来のパフォーマンスを取り戻し、87球と効率の良いピッチングで勝利に貢献した。

 開幕からの7登板で防御率2.40と好調を維持している今永に対し、シカゴメディア『CHICITYSPORTS』がその内容を分析。同じく順調なスタートを切った昨季の同時期との各スタッツを比較している。

 同メディアは、現在の防御率、奪三振数、奪三振率、被本塁打数などがいずれも、昨季の7登板の記録より上回っていると説明し、「2026年はより洗練された投球」などと評価する。

 特に、被本塁打数に着目しており、昨季は7本塁打(39イニング)を打たれていたが今季は、現在まで3本塁打(41回1/3)と半減している数字を受け、同メディアは、「内容面で大きく改善している」とその違いを強調。

 さらに、今季の日本人左腕について、「球質はより鋭く変化し、打球をインプレーにさせる頻度を効果的に抑えている」と評しながら、「2025年序盤の登板を振り返ると『粘りの投球』に近い内容で、支配的とは言い難かったのに対し、今季はより圧倒的な投球へと変わっている」と指摘する。

 同メディアは、今永が今季のカブス先発陣の中心的役割を担っていると力説しており、「今後は、フライボールが本塁打につながる場面も一定数出てくるだろう。それでもイマナガが、今季ここまで見せているような球質を維持できれば、多くの予想を上回る価値をチームにもたらすことになるはずだ」と期待を膨らませている。

 ここ4登板で3勝を挙げるなど、安定感が増し続けている今永。今後のマウンドでも、32歳が遂げる進化がどんな結果をもたらすのか。まさに今シーズン序盤、充実のピッチングを繰り広げている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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