勢い止まらず、メジャー初の1戦2発をやってのけた村上(C)Getty Images

 完全にメジャーリーグの水に馴染んだ。現地時間5月16日、ホワイトソックスの村上宗隆は、本拠地で行われたカブス戦に「2番・一塁」で先発出場。

3回の16号ソロに続き、5回にも17号2ランを放って年間61発ペースに乗せた。

【動画】歴史的ハイペースでHR量産! 村上宗隆の豪快17号をチェック

 貫禄すら漂ってきた。3-0とリードで迎えた3回1死で、相手右腕ジェームズ・タイヨンと対峙した外角高めへのチェンジアップを強振。逆方向へと弾き返した打球は、打球速度105マイル(約169.0キロ)で左中間スタンドに突き刺さった。

 手応え十分の一振りで場内の空気を一変させた村上は、もう止まらない。5回無死一塁での第3打席には、外角高めの4シームを強振して右中間スタンドへ。打たれたタイヨンが呆然と打球を見送るしかなかった一打は、打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離428(約130メートル)の特大弾。これには本拠地も騒然となった。

 メジャーキャリアで初の1試合2ホーマーの大仕事をやってのけた村上。これでアーロン・ジャッジ(ヤンキース/16本)を抜いて本塁打ランキングでもリーグトップに浮上。2022年にNPBで三冠王に輝いた真価を存分に発揮している。

 もはや勢いが一過性のものではないと証明したとも言える。

そんな“本物”っぷりを見せつける和製大砲には、現地の野球ファンたちも震撼。Xでは「正直、もうストライクゾーンで勝負するのは無理だ」「彼を愛さずにいられない」「日本はどれだけ凄い選手が眠ってるんだ」「ホワイトソックスの歴史でも最高の補強選手じゃないか」「どんどん良くなっている……ムラカミは怪物だ」といったコメントが相次いだ。

 年間60発を超えるペースで打ちまくる村上。日本人の新人選手による歴代最多本塁打数は、2018年に大谷翔平が叩き出した22本だが、それすらもあっさりと超えてしまいそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

編集部おすすめ