今井の復調までは、まだ時間がかかりそうだ(C)Getty Images
またもメジャーのマウンドで厳しい現実を突きつけられた。
右腕の疲労で負傷者リスト(IL)入りとなっていたアストロズの今井達也が現地時間5月12日、本拠地でのマリナーズ戦に先発し、公式戦復帰を果たした。
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初回こそ3者凡退で終えた今井は2回、四球でランナーを出した後、5番ランディ・アロザレーナに2点本塁打を被弾。4回にも先頭から3者連続の四死球で塁を埋めると、指名打者のドミニク・カンゾーンに痛恨の満塁弾を浴びてしまう。この試合、IL入り以前の内容と同じく、制球の乱れが致命的な結果を生むこととなった。
注目を集めた日本人右腕の復帰登板の内容は、メジャー公式サイト『MLB.com』でも報じられている。追加点を許した4回、アロザレーナの打席で、一旦、ストライク判定となった外角高めのコースがABSチャレンジによりボールに覆った場面がターニングポイントだったと同メディアは指摘。今井はその直後、アロザレーナに死球を与えてしまい4失点に繋がった。同メディアは、「この“紙一重”の判定が、イマイの崩壊の始まりとなった」などと論じている。
また、「メジャー最初の4先発を終えたイマイの防御率は9.24、投球回は12回2/3。アストロズは現在、大きなジレンマを抱えている。今季残りをどう扱うべきか――という問題だ」と綴っており、試合前に首脳陣と打ち立てていたゲームプランにも言及。「この日、イマイは相手打者の特徴を気にし過ぎず、とにかくストライクを投げ込むことを重視した」と説いており、さらに、「日本時代に頼っていたフォーシームとスライダーを軸に組み立てる方針だった」としながらも、「ただ、この日のスライダーは本来ほど効果的ではなかった」と断じている。
その上で同メディアは、この試合後での印象として、「アストロズにとって、イマイをめぐる試行錯誤は再び振り出しへ戻った形だ」との見解を付け加えている。
およそ1か月ぶりの登板でも、今井は復調の兆しを示すことが出来なかった。新天地での苦闘の日々は、まだ長く続くことになるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]



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