結成16年以上のコンビが競う新たなお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』のファイナリスト8組を決める「ノックアウトステージ16→8」が、4月29日・30日の2日間にわたって開催され、最終決戦「グランプリファイナル」に進出する8組が決定。スピードワゴン三四郎超新塾らが出場権を手にした。



【写真】『THE SECOND~漫才トーナメント~』ファイナリストになったスピードワゴン

 強豪ぞろいの大会を見事勝ち上がったのは、スピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップテンダラーマシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組。各対戦終了後には、今後の戦いへ向けての意気込みを語った。

 彼らはこの後、5月20日19時より、4時間超にわたって全国ネット生放送で開催される「グランプリファイナル」にファイナリストとして出場。栄えある『THE SECOND』初代王者の座と、優勝賞金1000万円を手にすべく、白熱の戦いを展開する。

 最終決戦の「グランプリファイナル」では、これまでのトーナメント表をいったん白紙に戻し、5月9日に行われる「グランプリファイナル」トーナメント組み合わせ抽選会で、新たな対戦カードが決定する。この運命の抽選会とファイナリストたちの記者会見の模様は、番組公式YouTubeチャンネルにてライブ配信を予定している。
詳細は番組公式HPや公式SNSで発表される。

 また、フジテレビでは、5月20日の「グランプリファイナル」生放送に向けて、事前告知番組を続々と放送予定。2月から始まった選考会や、3月末に行われた「ノックアウトステージ32→16」、そして先日開催されたばかりの「ノックアウトステージ16→8」を振り返り、それぞれの舞台裏や漫才師たちへのインタビューを紹介するほか、惜しくも敗退した漫才師のネタも公開される予定だ。

 フジテレビ開局65周年×吉本興業110周年特別番組『THE SECOND~漫才トーナメント~』グランプリファイナルは、フジテレビ系にて5月20日19時より生放送。

 ※ファイナリスト8組のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■スピードワゴン(井戸田潤小沢一敬

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。


小沢:実は最近、体調があんまりよくなくて。“俺、大丈夫かな?”と思って日々生活してるんですけど、決勝に出られることになったんで、とりあえず5月20日までは、生きる理由ができました。

井戸田:それはよかった(笑)。まぁ、誰と対戦するかはわからないんですけれども、どのネタをやるか、なんとなく方向性は決まってるので、今の段階では、そのネタをしっかりやろうということだけですね。

■三四郎(小宮浩信、相田周二)

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。

相田:ここまで来たからには優勝するしかないですよね。
今から新車を買っておこうと思います!(笑)

小宮:スーパーマラドーナさんがYouTubeで『THE SECOND』の勝敗予想をしていて、“流れ星☆が勝つ”って言ってたんですよ。だから5月20日は、スーパーマラドーナさんにもぜひ見てほしいです。待ってろよ、武智!(笑)

■超新塾(イーグル溝神、タイガー福田、サンキュー安富、ブー藤原アイクぬわら

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。

藤原:とにかく…頑張る! そして…よろしくお願いします!

安富:決勝では、モヒカンを染め直して、きれいな真緑にして挑みたいと思います。以上です!

福田:5月20日は不倫相手と約束してたんですけど、それはキャンセルしたいと思います…いや、ウソです、頑張ります!

溝神:みんな緊張しまくっとるやないか(笑)。とにかく、ジャルジャルCOWCOWさんと、ものすごい強敵を倒すことができたので、この勢いのまま突っ走りたいと思います!

ぬわら:僕からは一言だけ…日本に来てよかった!!

■ギャロップ(林健、毛利大亮

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。


毛利:テレビで漫才をやる機会が少なくなっている中、うまいこと行けば全国ネットで3本もネタを披露できるというビッグチャンスに、すごくワクワクしています。親孝行できるよう頑張ります!

林:正直、一番戦いたくなかったのがラフ次元やったんで、決勝は、今日よりはやりやすいのかなと。自分たちがどれだけ楽しめるかが勝負やと思うので、あまり気負わずに行きたいですね。

■テンダラー(白川悟実浜本広晃

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。

浜本:選考会から今日までは、ずっと“落ちたら終わり”っていう緊張感の中でやってたんですけど、決勝戦は、とにかくもう頑張るしかないんで、今は楽しみな気持ちの方が強いですね。ワクワクしています!

白川:ほんまに、ようやく楽しめるな、という感じですね。
劇場でネタをやっているような、いつも通りの雰囲気で漫才ができたらいいなと思います。

■マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。

西堀:正直、僕らにとっての『THE SECOND』は、今日で終わりだと思ってたんですけど…ちょっと欲が出てきちゃいましたね(笑)。優勝、狙っちゃいますか!

滝沢:相方がこういうテンションなんで、僕は逆に、気楽に臨みたいなと思います。とにかく、目の前のお客さんを笑わせるために、全力を尽くすのみですね。

西堀:ちょっとそれ、ズルくない?

滝沢:今、めっちゃカッコよかったでしょ?

■囲碁将棋(文田大介、根建太一)

――「グランプリファイナル」へ向けて、意気込みをお聞かせください。


根建:“グランプリファイナル”では、うまく行けば、3回漫才をやらせてもらえるということで、ものすごいチャンスをいただけたなと思っています。ここまで来たらもう、優勝めざして頑張ります!

文田:僕らは、もうすぐ結成20年目になるんですけど、『THE SECOND』決勝進出というのは、今までで一番大きなチャンスなんじゃないかと。このビッグチャンス、何としてでも、ものにしたいと思います!

■金属バット(小林圭輔、友保隼平)

――「グランプリファイナル」へ向けての意気込みをお聞かせください。

友保:そうですね…意気込みより何より、今はただ、タバコが吸いたいです。

小林:僕は今すぐ酒が飲みたいです。

――「グランプリファイナル」で対戦したい相手は?

友保:いや、誰でもいいから、タバコ吸わせてください。

小林:(笑)。そうですね、僕もとにかく酒が飲みたいです。