【写真】デート中に死亡した14歳の少女を演じる豊嶋花
あずみきしの同名漫画を実写化する本作は、この世を去った者たちが最初に訪れる、あの世の「シ役所」が舞台。訪れる死者たちが、生前に過ごした壮絶な時間が次々とあぶり出されていく。松岡が主人公・シ村に扮し、黒島がキーパーソンとなる女子大生・ミチルを、松本まりか、清原翔、でんでんが主人公の同僚のシ役所職員役を演じている。
シ村(松岡)が死刑になったのは、自分の娘を殺したからだったという衝撃の事実に驚がくするミチル(黒島)。そんなミチルに、シ村は冷静に成仏の期限まであと1日だと告げる。条例にあるように、“期間内に手続きしないと冥途(めいど)の道をさまよう”こともあり、ハヤシ(清原)も、ニシ川(松本)も、イシ間(でんでん)も、これまでまっとうに生きてきたミチルに「一刻も早く成仏すべきだ」と言う。
そんな悩むミチルの前を、女の子がふらつきながら歩いていた。大けがを負って血まみれになった中学2年生の夏加(豊嶋)だ。シ村が交通事故死課へ案内すると、大きな事故があったようで職員は大忙しのため、代わりにシ村が申請書の手続きを始める。
まだ14歳の夏加が短い人生を終えたのは、最初で最後のデート中のことだった…。
ドラマ『死役所』はテレビ東京系にて、今夜11月6日24時12分放送。