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マンガの中国人はなぜ「私◯◯アルよ」と話すのか 〈『日本人の知らない日本語』著者インタビュー前編〉

マンガの中国人はなぜ「私◯◯アルよ」と話すのか 〈『日本人の知らない日本語』著者インタビュー前編〉
『日本人の知らない日本語』第3巻(蛇蔵&海野凪子 著/メディアファクトリー)<br />日本語学校のカオスな日常を切り取ったコミックエッセイ。<br />日頃は気にとめない「当たり前」のことも、日本語を勉強している外国人の目を通してみると、新しい発見があるかもしれません。(はじめに、より)
アラフォーって「あらかた40歳」の略ですか?
掃除や洗濯を「かじぜんぱん」と言うけど、じゃあ後半は何?
「私の目の黒いうちには好きにさせやしないよ!」と話す、青い目をしたフランス人…etc.

そんな難問珍問と日々格闘する日本語教師・凪子先生と外国人生徒との交流を通して、日本語への新たな気づきの数々を描いてきたコミックエッセイ『日本人の知らない日本語』。「そう来るか!」と思わず唸りたくなる外国人ならではの素朴な疑問や不思議な日本語が次々登場します。先日発売された第3弾<祝!卒業編>で早くも通算170万部突破の人気シリーズです。外国人の考えを理解しよう・わかりやすく伝えようという凪子先生の手腕もさることながら、難しくなりがちな言語とコミュニケーションの問題を親しみやすいものにしてくれているのが構成・マンガを担当する蛇蔵さんのデフォルメ力。そんな蛇蔵さんに、新刊の見どころとシリーズ誕生の経緯、そして今後の展望を伺いました。まずは「ぜんはん」です(後半もあるよ)。

【マンガに出てくる中国人はなぜ「私〇〇アルよ」と話すのか】
─── この本の中に登場する<マンガに出てくる博士はなぜ「~~なのじゃ」「~~ておる」と話すのか>。言われてみれば不思議で誰もが共感できそうなこの疑問、3巻ではこうしたちょっとマニアックな日本語の謎にも踏み込んでいますね。

蛇蔵 語源を解説する本ってそれこそたくさんありますが、どの本にも載ってないようなネタを入れることで深みを出したいと思ったんです。例えばこの“博士語”については、日本語史を研究している大学の先生お話を伺っています。「~~なのじゃ」「~~ておる」って、実は今の関西弁に似ているんですね。江戸時代初期に文化の中心が関西から江戸に移ったことで、粋を大事にする江戸の若者にとって関西の言葉が「古くさい伝統的な言葉」という位置づけになり、そこから年寄りっぽいキャラづくりとして歌舞伎のセリフに生かされるようになったそうです。

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2012年3月22日のレビュー記事

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