さらに、昨年11月にはサントリーから「まるで梅酒なノンアルコール」が発売され、6月には同社から「年間販売計画を当初3倍の60万ケースに上方修正」というニュースリリースも発表されていた。
でも、「ノンアルコールビール」はともかく、そもそも「ノンアルコール梅酒」なら「梅ジュース」とあまり変わらなかったりしないのだろうか。サントリーの広報部に聞いてみた。
「ノンアルコール梅酒と梅ジュースの違いについてですが、弊社の商品に関しては『味わい』『香り』が梅酒に非常に近いものになっており、梅ジュースとは明らかに違います」
味わい、香りを言語化するのは難しいと思うけれど、あえて言うなら、たとえば「梅ジュース」のほうが甘いとか、そういうこと?
「甘みの違いというよりも、もっと複雑な味わい、香りがあるかどうかの違いですね。アルコール飲料の場合は、アルコールそのもの以外に様々な成分が混ざり合うことによる複合的な味わい、香りがあるんです。一口飲んでいただくと、明らかに違いを感じていただけると思います」
そもそも「作り方」も、梅ジュースとは全く違うという。
梅ジュースの場合は、梅の下処理をした上で、氷砂糖と梅を交互に瓶に入れて重ねていき、瓶を毎日揺すって混ぜる……というのが一般的な作り方だけど、どう違うんでしょう?
「『まるで梅酒なノンアルコール』の場合、梅酒を一度作ってから、アルコール分を技術によって抜き取っているんです」