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ふすまサイズのド迫力「寺田克也ココ10年展」の衝撃

ふすまサイズのド迫力「寺田克也ココ10年展」の衝撃
「寺田克也ココ10年展」会期は2013年3月16日から6月30日まで、京都国際マンガミュージアムにて。入場料は、ミュージアムの入館料(大人800円、中高生300円、小学生100円)のみ。会場内は撮影禁止だけど、唯一このドラゴン画だけは撮影可能。
少し自分の話をさせてほしい。中学校のときの記憶だ。

自分は子供の頃から絵を描くのが好きで、ろくに宿題もせずに好きな漫画の絵を模写してばかりいた。図画工作は何よりも得意で、いつも先生に褒められていた。当然、成績は5段階評価でずっと5だ。算数は1だったけど。

将来は漫画家になりたくて、でも、漫画家になるためには基礎が出来ていなければならない、ということぐらいは算数が1のアタマでもわかっていたので、中学に上がるとすぐに美術部に入った。部活では石膏像のデッサンや静物画を油彩で描いたりしつつ、家では相変わらず好きな漫画の模写に明け暮れていた。

自分は絵がうまいのだから、どんなものでも自在に描けるような気がしていた。

ところが、中学3年になったとき、それが大きな錯覚だと気づかされた。新入部員として入ってきた1年生に、ものすごく絵のうまいやつがいたからだ。

部室の壁に大きな模造紙を貼り、おのおのが好き勝手な絵を描こうということになった。自分は「馬が首を振り上げいなないている様子」の絵を描き、その出来映えに満足した。そりゃそうだ。なぜなら、その絵はずいぶん前に雑誌で見たもので、家で何度も模写してマスターしている構図だったのだから。

けれど、その新入部員は、いきなり見たこともないような絵を描きはじめた。鋭い鉤爪のある筋肉質の両腕を大きくひろげた異形の生物。背中には破れた羽根が生え、それを羽ばたかせて宙に浮いている。いわゆるファンタジーイラストに登場するようなモンスターの絵だ。

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