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本日公開「HUMAN LOST 人間失格」冲方丁が描く「人間全体が社会から失格した話」

健康保障機関「S.H.E.L.L.」の管理によって、全国民が120歳の寿命を保障された昭和111年の日本。人類の夢、無病長寿を実現した一方で様々な社会問題を抱え、人が異形の怪物「ロスト体」に変貌する「ヒューマン・ロスト現象」も人知れず発生していた。
大気汚染が広がる東京の「アウトサイド」で薬物や酒に溺れて生きる大庭葉藏は、唯一の友人で暴走集団リーダーの竹一に誘われ、壁に隔てられた富裕層エリアへの突貫に参加。激しい闘いに巻き込まれる中、不思議な力を持った少女、柊美子と出会い、自分も常人とは異なる力を有することを知る。その力は、謎の男、堀木正雄が探し求めていたものだった。
本日公開「HUMAN LOST 人間失格」冲方丁が描く「人間全体が社会から失格した話」
「HUMAN LOST人間失格」の舞台は、平均限界寿命120歳を約束された近未来の東京。死ねないことによる退廃的倫理観の蔓延や、過労を考慮しない超長時間労働、埋まらない経済格差など様々な問題を抱えている。

太宰治の『人間失格』を原案とするオリジナルSFアニメーション「HUMAN LOST 人間失格」が本日11月29日(金)に公開される。エキレビ!では、ストーリー原案&脚本を担当した冲方丁にインタビュー。小説家としても脚本家としても数々のヒット作を生み出して来た人気クリエイターは昭和の傑作文学をSFアクションへ再構築するというテーマにどう挑んだのかを聞く。
本日公開「HUMAN LOST 人間失格」冲方丁が描く「人間全体が社会から失格した話」
冲方丁/うぶかた・とう。岐阜県出身。小説家としての主な代表作は『マルドゥック・スクランブル』『天地明察』など。現在放送中のアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 3」では、シリーズ構成と脚本を担当。

あまりにも突拍子もない内容だったので、かえって面白いと思った


──冲方さんが参加した時点で、企画の方向性などはどのくらい固まっていて、具体的にどのようなオーダーがあったのですか?

冲方 「アニメの新作を作りたいので企画書を見て欲しい」と声をかけていただいたので打ち合わせに行き、ペラ(紙)で数枚の企画書をいただきました。でも、その企画書に書かれていたのは、「太宰の『人間失格』をSFダークヒーローアクションものにしたい。世界で勝負できるアニメにするぞ!」みたいな内容で、「何を言ってるの? どうやるの?」って(笑)。ただ、あまりにも突拍子もない内容だったので、かえって面白い企画だなと思いました。企画書の他には、(コンセプトアートの)富安健一郎さんの描かれたイメージボード(象徴的なシーンや世界観を表すようなイメージを描いた絵)が2枚あって。暗い街角にクリーチャーが動いていたり、ヒーローらしき人物がビルの上に立って街を見下ろしていたりするイメージはすでにありました。

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