柚月裕実の「Weekly“J”」#13<1月24日〜1月30日>
香取慎吾
アイドルファン歴25年超の筆者が一週間の出来事からトピックを紹介しようというこのコーナー。1月24日からの一週間を振り返ります。【関連記事】香取慎吾の「プロフェッショナルな姿勢とあたたかい言葉」 愛を叫んで、元気をくれる“慎吾ちゃん”は健在
今週は1月25日からスタートしたドラマ『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京)に出演した香取慎吾について。
初回放送は、平均世帯視聴率7.3%、平均個人視聴率も3.6%をマーク。同局放送枠としては歴代最高視聴率を獲得と、嬉しいニュースが続いた。Twitterでも、放送開始からほどなくしてハッシュタグ「#アノニマス」がトレンド1位に入ったほど、ドラマを心待ちにしたファンの熱気が伝わってきた。
朝から『おはスタ』出演
この日の香取は、同局の朝の子ども向け番組『おはスタ』にゲスト出演。放送前日の24日には番組公式Twitterでもあ、あの、よかったら1月25日(月)の7時5分にみんなでいっせいに#おーはー ※ #おはスタ の挨拶#おっはー ※#慎吾ママ の挨拶
しませんか?
せっかく #香取慎吾 さんがおはスタに来てくださるのでちょっとやってみたいです
あ、あの、よかったら1月25日(月)の7時5分にみんなでいっせいに
#おーはー ※ #おはスタ の挨拶
#おっはー ※#慎吾ママ の挨拶
しませんか?
と呼びかけ、香取も
明日 朝 7時5分に
— 香取 慎吾 (@ktrsngofficial) January 24, 2021
みんなで挨拶#おーはー と #おっはー
了解です!!#香取慎吾 #おはスタ https://t.co/85U0blavv6
#おーはー と #おっはー
了解です!!
と返信。当日を迎えた。
1月25日7時5分。『おはスタ』がスタートすると、正面のモニターに大きく手を振る香取の姿。MCの木村昴から紹介を受けると、「おーはー!とおっはー!」と両手を開いて元気に挨拶。もう「おっはー!」が慎吾ママでしかなくて、星が飛ぶ派手な背景、ピンク色のパーカーに負けない存在感。MCの木村も「本物! スゴイ」とテンション高いっ!
久しぶりの登場について、香取は「もうね、21年ぶりとか言われてたり9年ぶりとか言われてたり5年ぶりとか言われてたり、わからなーい!」片手を挙げた。このテンションと笑顔、ユーモアに溢れたコメント……慎吾ちゃん! おかえり!
木村が当日の放送内容を紹介している間も、モニターで驚いたり、ポーズをとったり、コロコロと表情を変えながらリアクションしていた。続いて「おはスタ調査隊」では、“慎吾っち”にいくつかの質問が寄せられた。
「緊張をなくすにはどうすればいい?」の質問に香取は、「うーーん。緊張で乗り越えなければいけないその先、成功したことをイメージする」。言い終えると、カメラ目線で頷きながらキメ顔。声には出さなかったけれど、口の動きから「大丈夫」「君ならできる」とつぶやいていたようだった。
続いて、「絵を描くのが上手な人は子どもの頃から上手なの?」の質問に、「うーーん、上手いとかそういうのより、好きが大事かな。だから、大好きだったら上手くなるかな」。言い終えると今度はドヤ顔。スタジオからも拍手と「カッコいい」の声。うんうんと頷いた香取は、カメラに対して少し斜めに構えてキメ顔。2回ほど振り返ってキメ顔おかわり。
続いてすばるくん30歳からの質問(隣にいる人だ…!)。「オナラをしたあとにおいをごまかすには?」の質問に、「こっ…香水とかを振りまけばいい」と回答。
生放送でも、落ち着きがあって、コメントもちょうど良い長さで笑いもある。ブランクなんて微塵も感じさせないトークで、朝から楽しい気分になった。さすがはテレビ育ち。
ちなみに、2000年は「慎吾ママ」が流行語大賞に輝いた年。「慎吾ママのおはロック」がミリオンヒットを飛ばし、挨拶推進運動で文部省から、有線のリクエストなど数々の賞を受賞。ドラマ『慎吾ママドラマスペシャル おっはーは世界を救う』(フジテレビ系)も放送と、慎吾ママ人気はすごかったのだ。
つよぽんも香取を応援!
香取と草なぎ剛が出演するラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm / 1月24日放送回)では、『アノニマス』について語っていたのだが、予告を見た草なぎは「超、真剣だね。コメディとかじゃないんだね」と驚いた様子。コメディドラマではなくストレートなドラマに意外だったと草なぎ。「そこまでストレートなやつを普通にやって、新鮮だと思わせる慎吾がすごいよ。みんなだってもう普通じゃん。新しく見えるっていうかさ」。香取も「普通は逆で、えぇ! この人、孫悟空やるの? みたいな感じなんだけど、僕の場合は、え? 普通の役?」と、これまでの出演作品を踏まえて語っていた。
振り返ってみれば、孫悟空、慎吾ママ、両津勘吉などキャラクターも演じてきたのも香取の俳優としての特徴と言える。
5年ぶりの民放ドラマ、テレビ東京でのドラマは33年ぶりの出演となった『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』。SNS誹謗中傷問題に焦点を当てたサスペンスドラマで、アノニマスとは匿名、指殺人とはキーボードによる殺人を差す。ネットを通じて行われる匿名の投稿による嫌がらせや暴力によって犯罪が起きてしまう社会問題をテーマにしたストーリー。香取演じる万丞渉らが配属されたのが「指殺人対策室」だ。
第1話では、誹謗中傷を受け続け、自殺をした女性モデルの両親からの訴えによって物語が展開。捜査を続けるとアカウントの持ち主が浮上、犯人の一人を特定した。
「お前のこの指一本で、ひとりの人間を殺した。その罪は一生消えない」
万丞の言葉はドラマのテーマであり、それを香取が言うことで説得力が増す。
今回の香取のドラマ出演を、ファンに負けないくらい喜んでいるのは草なぎかもしれない。前出のラジオ番組で草なぎは「楽しみだよ! 毎週見れるわけでしょ! 見ますよ、絶対に」と力強く語っていた。
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●柚月裕実の「Weekly“J”」アーカイブ
【#1】V6・嵐ライブ/森且行選手SG優勝に並んだSMAPの言葉に涙の一週間
【#2】SixTONES『NEW ERA』はカップリング曲にも注目
【#3】中居正広にバラエティの洗礼を受け、爪痕残したSnow Man
【#4】ジャニーズWESTの“おバカ”ぶりと即興コントがしっかり面白い
【#5】ジャニーさんが最後に推したジャニーズJr. 高橋優斗のキャッチャー力
【#6】東山紀之が仰天ニュース初登場「何に使ってるの?お金」中居の回答は?
【#7】ふぉ~ゆ~辰巳雄大の奮闘が光った『すこジャニ~ルールだらけの旅~』
【#8】大野智の影響受けた 加藤シゲアキの小説『オルタネート』が直木賞候補に
【#9】V6・三宅健 旅番組でのやんちゃな言動の中に垣間見たスマートな所作
【#10】HiHi Jets 猪狩蒼弥『東大王』等で見せる頭の回転の速さが武器
【#11】中居正広「楽しそうで何より!」 LiSAを推しまくるキスマイ宮田俊哉
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柚月裕実
Web編集/ライター。ジャニヲタ。アイドルがサングラスを外しただけでも泣く涙腺ゆるめな30代。主にKAT-TUNとNEWSですが、もはや事務所担。
@hiromin2013