
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』(脚本・井上由美子)。本日7月8日(木)、初回ゲストに桃井かおりを迎え、ついに第4シーズンがスタートする。
2年ぶりに再始動した『緊急取調室』に、開幕早々いきなり襲い掛かるのはハイジャック事件。なんと50年もの潜伏期間を経て再び動き出した伝説の活動家・大國塔子(桃井)がCAを人質に取り、機内に立てこもることに。同機に偶然搭乗していた有希子は事態を収束させるため、塔子に立ち向かっていくが、図らずも死者を出してしまう事態へと発展し……!?
実はこの一連のシーン、天海と桃井の共演初日に撮られたもの。ぶつかり合う有希子と塔子の気迫、人の命がかかった緊迫の時間に加え、機内という狭い空間でのアクションも交錯する<予断を許さないシーン>だけに、キャスト&スタッフのチームワークが絶対的に必要となる。そんな中、天海と桃井は本作が初共演作とは思えないほど、阿吽の呼吸で撮影に参加。さっそく2人で芝居の相談をし合うなど、素晴らしいコンビネーションで現場の士気を高めた。
桃井の体を張ったアクションに、天海も「なんて幸せな景色なんだろう!」と感動
初日から、桃井に大いなる刺激を受けたという天海。「機内では動ける範囲も制限されているため、桃井さんから投げかけられた実際の動きに関する疑問をもとに、監督も交えてアイデアを出し合いました。私からは天海祐希個人の意見、さらに真壁有希子の視点での意見を述べさせていただいたのですが、桃井さんがすごく面白がってくださって。『それいいね、採用!』と、おっしゃってくれたんです。アイデアや意見を言いやすい環境を桃井さんが作ってくださったことに、とても感謝しています」と、充実した表情で振り返る。対する桃井も「天海さんは女優では珍しく、現場を仕切れる方なんですよ。私が動線について確認したら、すぐに『いま想定している動きだと、距離も含めて危ないですからね。
「シリーズものだからチームワークも出来上がっているし、スタッフも臨機応変に対応してくれるので、大変な思いをすることもなく、気持ちよく撮影を終えることができたんですよ」と、頬を緩ませた。
そんな2人を中心に、撮影チームが一切妥協することなく、真剣に向き合って完成させた緊迫のハイジャック・シーン。天海も「体を張ってアクションに挑んでくださる桃井さんを間近で見て、『なんて幸せな景色なんだろう!』と。一緒にシーンを作っているという充実感に包まれながら、撮影することができました」と声を弾ませた。
番組情報
テレビ朝日系『緊急取調室』
2021年7月8日スタート
毎週木曜午後9:00~午後9:54放送
※初回は拡大スペシャル