二極化する企業業績、同じ業界で明暗分ける「K字回復」 傾向が鮮明(2)

上場企業の2021年3月期決算は、新型コロナウイルスが蔓延した中でも、全体では3年ぶりの増益となった。

ただ、製造業が急回復する一方、非製造業は外出自粛などの影響で落ち込み。また、同じ業種の中でも明暗が分かれ、順調に上向く企業と回復に手間取る企業が上下に二極化する「K字回復」の傾向が改めて鮮明になっている。

「人」か「荷物」か、明暗分かれた運輸業界

非製造業は全般に厳しい。2月期決算が多い小売り関係は。J-CASTニュース 会社ウォッチ「小売り明暗『巣ごもり需要』の取り込みが分かれ目  どうなった!? スーパー、コンビニ、衣料品、百貨店.....」(2021年04月27日付)、で詳報したように、食品スーパーやドラッグストアが好調で、百貨店はボロボロ、コンビニは全体に低迷するなか、企業間で差が広がっているほか、衣料品はカジュアル品が好調、ブランド品は苦戦――と、悲喜こもごもだ。

外食は数字の緊急事態宣言や蔓延防止措置で客数が激減したところが多く、全体に厳しい。

居酒屋大手のワタミは既存店売上高が前期から6割も減り、不採算店の閉鎖に伴う損失も加わり、115億円の最終赤字(前の期は29億円の赤字)に拡大した。

「甘太郎」「牛角」を運営するコロワイドは97億円の赤字、「はなの舞」のチムニーも90億円の赤字を計上。「すき家」のゼンショーホールディングス(HD)は、特に「ココス」などレストランが苦戦し、8割の大幅減益になった。


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