ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が5月14日(日本時間15日)、サンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発し、7回を無失点・8奪三振・105球で抑えてチームの4連敗を止めた。打撃ではスランプが続くなか、マウンド上の姿は別人のように別次元の支配力を見せた。
「運も絡んでいると思う」ワイルドカード制度以来"史上6番目"の防御率
米メディア『ESPN』によると、大谷はこの登板で防御率を0.82まで下げ、1994年のワイルドカード制度導入以降、先発7試合時点としては史上6番目の成績となった。ドジャースのピッチャーでは、伝説的な左腕フェルナンド・バレンズエラが1981年に記録した0.29に次ぐ球団史上2番目の数字だ。
試合後、32歳直前にして本格的な二刀流に挑む身体への負担について問われた大谷は、「難しい質問だけど、若さを感じるし調子もいい。いまが自分のピークだと思っている」と語り話題となっている。また7回のピンチを免れた場面については「あの打球一本で防御率も大きく変わっていた。運も絡んでいると思う」と冷静に述べた。
「まず負傷していないことがいい」32歳目前の二刀流が示した優先順位
同メディアによると、今月最初の10試合で大谷は36打数3安打1二塁打と低迷し、打球の半数以上がゴロだった。打撃不振について問われると「まず負傷していないことがいい。もっと打線でも貢献したい。今季はできていないが、これからが楽しみだ」と前を向いた。また、先発に集中するために打席を外れることへは「チームと話し合って納得している」と受け入れた上で、「理想はどちらでも結果を出すことだ。打てないなら、投手としての貢献が自分の役割になる」と割り切った姿勢を示した。

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