現地時間16日、サウジアラビア・リヤドのキングサウード・ユニバーシティ・スタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)決勝。
強豪アル・ナスルがホームでガンバ大阪に0-1で敗れ、優勝を逃した。
前半30分、ガンバ大阪のデニス・ヒュメットが決勝ゴールを挙げて以降、アル・ナスルはクリスティアーノ・ロナウド、ジョアン・フェリックス、サディオ・マネら豪華攻撃陣を投入して猛攻を仕掛けたが、ガンバの鉄壁の守備とGK荒木琉偉の好セーブの前にゴールネットを揺らせなかった。
アル・ナスルはポゼッションで優位に立ちながら、決定力不足が露呈。完全アウェーの中でガンバが1-0で完封勝利を収め、2008年のACL以来となるアジアタイトルを手にした。
この結果を受け、サウジのテレビスタジオは重苦しい雰囲気。番組では「期待を裏切った」「国内リーグの首位チームとしてふさわしくない」との声が相次いだ。
特に注目されたのは、元サウジアラビア代表DFオマル・アル・ガムディ氏のコメント。表彰式にロナウドが姿を見せなかったことを「彼はスタンドの子供たちの模範。優勝式典に欠席するのは正当化できない」と厳しく批判した。
アル・ナスルにとっては、2022年末にロナウド加入以降4度目のファイナル敗退という苦い記録となった。巨額投資で築いた「スター軍団」が、Jリーグ中位のガンバにホームで屈する姿は、サウジ国内に大きな波紋を広げている。サウジプロリーグのレベル向上を掲げる同国にとって、この敗戦は「アジアの頂点を巡る競争の厳しさ」を改めて突きつけるものとなった。
一方、ガンバ大阪にとっては歴史的な勝利。完全アウェーの大観衆の中で、チーム一丸となった守備からカウンターを活かした効率的なサッカーで勝利を掴んだ。ヒュメットをはじめ、選手たちの献身的なプレーが光り、大会MVPに輝いた選手も出るなど、充実した内容だった。
クリスティアーノ・ロナウドに「苦言を呈した」ことがある元チームメイト5名
日本サッカー界全体としても、ACL2制覇は大きな自信となるだろう。
筆者:江島耕太郎(編集部)

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