防御率3点台の菅野智之が初回から沈んだ……フィリーズの"一撃"が暴いた古傷

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コロラド・ロッキーズの先発右腕、菅野智之が5月10日のフィラデルフィア・フィリーズ戦(アウェー)で今季最悪といえる内容を喫した。開幕から7先発で防御率3.41を維持し、弱小ロッキーズの"唯一の柱"として評価を集めていた36歳の右腕が、1回から本塁打を浴び続け5回5失点で降板。

チームは0-6で完封負けを喫し、敵地での連敗を重ねた。



1回に連続被弾——シュワーバーが菅野を踏み台にMLBトップへ



米スポーツメディア『Denver Sports』のアンドリュー・メイソン記者によると、菅野はこの試合で3本の本塁打を被弾した。1回にカイル・シュワーバーとブライス・ハーパーに連続アーチを浴び、2回にも再びシュワーバーに一撃を被るなど、立ち上がりに5点を失う展開となった。同記者は「菅野の古い弱点——被本塁打——が序盤に牙を剥いた」と記した。シュワーバーのこの2本塁打で本塁打数が単独トップの16本となり、菅野は格好の踏み台となってしまった。



FIP4.73が示していたもの……6日前の予言が現実に



米スポーツメディア『Colorado Rockies on SI』はこの炎上の6日前、菅野の防御率3.54とFIP(被本塁打・与四死球・奪三振のみで投手を評価する指標)4.73の乖離を取り上げ、「数字はこの好成績が持続しないことを示唆している」との見方を示していた。その懸念が現実になった形で、菅野の防御率はこの登板後に4.07まで上昇した。昨季ボルチモア・オリオールズ時代にリーグ最多の33本塁打を浴びた"被弾癖"は、まだ完全には拭えていない。

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