阪神タイガースの佐藤輝明が、村上宗隆・岡本和真に続く「次の日本人MLB大型契約候補」として米メディアに大きく取り上げられている。今季NPBで打率.377・10本塁打・30打点(5月10日時点)と目下三冠王の圧倒的な数字を残す佐藤をめぐり、2027年オフのポスティングが現実味を帯びるなか、複数球団が争奪戦を展開する可能性が指摘されている。
村上・岡本が届かなかった9ケタ契約の壁
米メディア『MSN Sports』は、今オフの市場でトップ級の争奪戦になる可能性がある選手として佐藤輝明の名を挙げ、「現在地球上で最も質の高い野球をしているプレーヤーのひとり」との見方を示した。同メディアは村上・岡本が9ケタ(1億ドル=約145億円)には届かなかったとしつつも、佐藤ならその壁を超えられると示唆した。ESPNのホルヘ・カスティーヨ記者の報道を引用した『MLB Trade Rumors』によると、複数のMLB球団関係者が「佐藤は来オフにポスティングされる」と確信しているという。
99日の空白でも動じなかった鈴木誠也の前例
懸念材料として浮上しているのが労使交渉問題だ。2026年12月に期限を迎えるCBA(包括的労使協定)が失効すれば、事実上のロックアウトが確実視されており、NPB選手のポスティング申請時期と重なる可能性がある。ただし、前回2021~22年のロックアウト(99日間)でも鈴木誠也はシカゴ・カブスと5年総額8,500万ドル(約123億円)の契約をまとめており、今回も大型契約へのインセンティブが判断を左右するとみられる。

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