2023年4月に空母「山東」が初めて西太平洋への航海を行い、国産空母の遠洋訓練が始まった。そして今年、中国にとって3隻目の空母である「福建」も遠洋訓練を実施する見通しだ。
軍事ウォッチャーの魏東旭(ウェイ・ドンシュー)氏は、「遠洋作戦能力の実現には、まず『遠洋航海』ができなければならず、加えて強力な制御力が必要となる。中国海軍の空母作戦体系は常に発展を続けており、近海や沿岸の防御作戦任務を遂行するだけでなく、『遠洋航海』が必須だ。空母編隊の遠洋航海は、海上作戦体系全体が列島線の束縛や制限を突破し、より広大な戦略行動空間を獲得することを意味する。これによって相手国の海空封鎖・包囲の打破が可能となり、より多くの兵力を勝利の方向へと導くことにもなる」との見方を示した。
「福建」は中国が完全に独自設計・建造した初の電磁式カタパルト型航空母艦だ。就役後、複数回にわたり台湾海峡を通過し、東中国海や南中国海などの海域において、海域をまたぐ科学研究試験や訓練任務を実施してきた。今年は戦闘力の基本的な形成から完全な確立へと全面的に移行し、「福建」の戦闘力構築にとって鍵を握る年となる。(提供/人民網日本語版・編集/NA)











