2026年4月14日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、米国が対イラン海上封鎖を開始した直後、制裁対象の中国船を含む複数の船舶がホルムズ海峡を通過したと報じた。
記事は、米国がイランとの衝突回避に向けた合意に至らなかったことを受け、13日午後2時(グリニッジ標準時)から「イランの全港湾および沿海域に出入りする全船舶」を対象とした海上封鎖を開始したと説明した。
その上で、海事データ会社ケプラーの分析として、封鎖開始後の13日から14日にかけて少なくとも4隻が海峡を通過したと紹介。このうち中国船「リッチ・スタリー」とコモロ船籍のタンカー「エルピス」はいずれも米国の制裁対象で、メタノールを積載したままイランが承認した航路を航行したことを伝えた。
さらに14日午前には、過去にイラン産アスファルトをアジアへ運んだ経歴を持つ制裁対象船「ムルリキシャン」が空荷でペルシャ湾に入ったことにも触れ、封鎖宣言から24時間も経たないうちに制裁対象船が相次いで海峡を通過している現状を伝えた。
記事は、海運専門メディアのロイズリストが中国船の通行について、米国の封鎖体制がどれほどの実効性を持つかを試す「テスト」だった可能性があるとの見解を示したことにも触れた。(編集・翻訳/川尻)











