現在27歳の田中は2024年8月にデュッセルドルフ(ドイツ2部)からリーズに移籍し、昨季は加入後公式戦全45試合に出場してプレミアリーグ(イングランド1部)昇格に貢献したが、今季は昨季とは違い主力としては起用されず。FAカップでは39年ぶりの準決勝進出に貢献するゴールを記録する活躍を見せた一方で、リーグ戦では2月から3月中旬までは7試合連続でリーグ戦の出場機会がないこともあった。
直近のリーグ戦3試合では先発出場を果たし、好パフォーマンスを披露しており、評価は上がっているなか、田中にはマンチェスター・ユナイテッドやニューカッスル、エヴァートンのほか、ドイツの3クラブからも関心が寄せられていることが報じられており、今夏の動向には注目が集まっている。
そんな田中の今季のパフォーマンスについてリーズOBのマッテオ氏は「監督は試合に勝つためのチームを選ばなければならない。そのポジションには競争がある。田中はケガもあったが、チャンピオンシップ(2部)時代ほど安定したパフォーマンスを見せていなかった」と語りながら、次のように続けた。
「彼は昨シーズン、チャンピオンシップで最高の選手の一人だった。ケガや少しのムラ、そして特定の試合で出場機会を得られなかったことが影響しているのだろう。もしかしたら彼は出場するべきだと考えているかもしれないけど、他の選手が素晴らしい活躍をしている中で、チームに復帰するためには戦わなければならない。それでも、田中は最近のマンチェスター・ユナイテッド戦でのパフォーマンスで、何かを証明しようとしていたように見えた」
「私の考えでは誰も出場を保証されているわけではない。2、3試合悪いプレーをすれば、チームから外される。それがフットボールというものだ。
「でも、田中の場合はシーズン終盤に力強いプレーを見せ、次の5、6試合で良い結果を出せば、状況は変わると思う。『実は、ここが好きだ。ここに残ってポジション争いをしよう』と思えるようになるまでには、良い結果と良いパフォーマンスがいくつか必要になるものだ」
また、さらなる出場機会を求めて移籍の可能性が浮上している田中だが、マッテオ氏は慎重に決断すべきだと助言した。
「田中はどこに行くのだろうか。選択肢はあるだろうが、時には願い事には気をつける必要もある。彼は良い選手で、まだ時間もあるし、代表選手でもある。だが、リーズが彼を選手として成長させた。コーチ陣は明らかに上手く彼を育てたんだ。彼が最高の状態にあり、コンディションが万全な時は、必ず選ばれてきた」
そして、マッテオ氏は田中への個人的な訴えとして「彼には残留してほしいと思っているよ。彼はファンのお気に入り選手だしね」と来季以降もリーズでプレーすることを望んでいることを明かした。

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