ウェストハムは17日、プレミアリーグ第37節でニューカッスルに1-3で敗れた。他会場の結果次第では今節終了時点でプレミアリーグからの降格が決まるが、ウェストハムに所属するポルトガル代表MFマテウス・フェルナンデスは、イギリスメディア『スカイスポーツ』を通して、最後の最後まで希望を捨てることはないと話した。


 現在18位と降格圏に沈むウェストハムが、ニューカッスルの本拠地に乗り込んだゲームは、序盤の15分にドイツ代表FWニック・ウォルトメイドにボレーシュートを決められると、続く19分と後半に入った65分にはデンマーク代表FWウィリアム・オスラにゴールを許し、ウェストハムは3点ビハインドを強いられる。69分には元アルゼンチン代表FWバレンティン・カステジャーノスがペナルティエリア外から豪快なボレーシュートで1点を返したものの、ウェストハムの反撃はここまで。ウェストハムは3連敗を喫した。

 試合後、M・フェルナンデスは「最初の20分間は非常に難しかった。僕らはやるべきことがあったにもかかわらず、試合がはじまると、想定とは全く異なるプレーをしてしまった」と、立ち上がりの悪さを悔やむ。実際、15分、19分と序盤のうちに失点を重ねた形となったが、「相手はきっちりとチャンスをモノにした。その後、僕らはチャンスを作ろうと試みたが、1点しか奪えなかった」と、完敗を認めた。

 ウェストハムより順位が1つ上の17位につけるトッテナム・ホットスパーは、今節のゲームを19日に控えており、敵地でチェルシーと対戦する。直近4戦を2勝2分と無敗で駆け抜けるなど、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で調子を取り戻しつつあるトッテナム・ホットスパーが、今節を勝利で終えた場合は、その時点でウェストハムの降格が決定。トッテナム・ホットスパーが引き分けた場合は、今節終了時点での両者の勝ち点差は「3」となるため、最終節まで可能性が繋がる。しかしながら、両者の得失点差は現時点で「13」離れており、最終節でこの差をひっくり返すのは現実的とは言えない。トッテナム・ホットスパーがここから2連敗を喫することがなければ、ウェストハムとしては残留が困難な状況だ。


 残留が絶望的な状況となってはいるものの、M・フェルナンデスは「今週は信じるための時間だ。ただただ、信じる必要がある。今の結果は僕らの責任であり、もっと良い結果を出さなければならない」と語る。「将来のことを考えるのはとても難しいけれども、今は目の前の試合に集中して、良いプレーをすることだけを考えている。難しいけれども、サッカーとはそういうものだからね。誰にも何が起こるかわからない」と続け、降格が決定する瞬間までは、“奇跡”を信じて戦い続けることを誓った。

 ウェストハムは24日に控えたプレミアリーグ最終節で、日本代表MF田中碧を擁するリーズをホームに迎える。M・フェルナンデスは「状況次第では、たった1試合ですべてが変わってしまう可能性がある。だからこそ、もどかしく、難しい試合になるだろう」と本音を明かしつつも、「(1週間の)初日から、試合がどうなるかを決めるのは、僕ら選手たちだ。この瞬間に責任を持たなければならない」と力を込めた。


【ハイライト動画】ウェストハム、敵地でニューカッスルに敗れ3連敗



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