ハーツ(スコットランド1部)は20日、16日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ最終節のセルティックで発生した件について声明を発表した。

 セルティック対ハーツの一戦は、日本代表FW前田大然の決勝ゴールもあり、セルティックが3-1で勝利。
この結果、第37節終了時点で2位だったセルティックが土壇場でハーツを逆転し、リーグ5連覇を達成した。

 しかし、後半のアディショナルタイムにセルティックのカラム・オスマンドが試合の勝敗を決定づける3点目を決めると、優勝を確信したセルティックサポーターがピッチ内に乱入。ハーツの選手やスタッフが危険にさらされる場面もあり、試合は終了となった。

 この件を受けて、ハーツは16日に「ピッチ内外に関わらず、選手やスタッフに対する深刻な身体的、精神的虐待の報告があったことは、憂慮すべき事態」と声明を出すとともに、スコットランド警察と調査を進めることを発表していた。

 そしてクラブは20日に改めて調査を進めていることを報告。さらに「スコットランドサッカー協会(SFA)とスコットランドプロサッカーリーグ(SPFL)に対し、試合が早期に終了したことについての疑問点を述べた書簡を送付した」と声明を発表。「試合終了が審判ではなく、観客の乱入によって事実上決定されてしまうという、憂慮すべき前例が作られてしまったことへの懸念を表明しました」と説明している。

 なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、この件について、SPFLとスコットランド政府が協議を行うと報道。すでにイングランドとウェールズでは、ピッチ内への侵入は違反行為とされており、スコットランドでもそれを導入することが検討されるようだ。
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