スイス代表は2日、FIFAワールドカップ2026に向けてアメリカへ出発。しかし、スイスサッカー協会(ASF/SFV)は同日にFWブレール・エンボロ(レンヌ/フランス)が渡航手続きのトラブルによりチームと共に出発できず、チューリッヒ空港で足止めされていることを発表した。


 ASFの声明によると、原因はアメリカ入国に必要な電子渡航認証(ESTA)の手続きによるものだという。

「エンボロは現在、チームと共にアメリカへ渡航することができていません。彼のESTA認証は今朝まで承認されていましたが、10時30分に彼(エンボロ)のESTA申請が再審査の対象となったとの連絡を受けました。現在、関係当局と連絡を取っており、同選手は、本日中にチームに合流するか、明日現地入りして合流する予定です」

 スイスメディア『Blick』は、このアクシデントについてエンボロの過去のトラブルが影響している可能性を指摘している。同選手は2018年にバーゼルの路上で口論を起こし、2023年に脅迫行為によって執行猶予付きの罰金刑の有罪判決を言い渡されていた。その後、エンボロ側は控訴したものの事件に関する詳細な説明を拒否し、今年4月に有罪判決が正式に確定していた。

 なお、エンボロは2025年6月にアメリカ代表とメキシコ代表との国際親善試合を戦うためにアメリカへ渡航している。通常、ESTA認証は2年間の有効となるが、同メディアは「有罪判決が確定したことにより、1年前に取得した有効なはずのESTAが、渡航の承認を弾いたのではないか」との見解を示している。
 
 スイス代表は、現地時間13日にカタール代表とのグループステージ初戦を控えており、その後は同18日にボスニア・ヘルツェゴビナ代表、同24日にカナダ代表と対戦する。
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