パ・リーグ 楽天6x―5西武=延長11回=(9日・楽天モバイル)

 西武はベンチ入り投手9人全員を使い切り今季最長の4時間58分の接戦も、延長11回にサヨナラ負けを喫した。

 同点の延長11回、2イニング目に入った8番手・黒木が2死から宗山の左前安打、武藤の一犠打で2死二塁。

続く代打・フランコへの7球目を暴投し2死三塁とされると、10球粘られ四球を与えて2死一、三塁となり交代。マウンドに上がったベンチ入り最後の投手、中村祐が中島にサヨナラの右前適時打を浴びた。

 打線は初回2死二、三塁から渡部聖弥外野手が左前適時打を放ち先制すると、同点に追いつかれた2回無死走者なしでは古賀悠が勝ち越しの7号ソロ。1点を追う8回にネビンの16号ソロで同点に追いついていた。

 先発・今井達也投手は今季最短の2回5安打4失点で降板。味方が2点を先制した初回裏、2死一、二塁から鈴木に中前適時打、2死一、三塁からネビンの失策で同点とされる。古賀悠の7号ソロで再びリードした2回は1死一、二塁から黒川に中前適時打を打たれ勝ち越しを許し、この回限りで交代した。

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