◆米大リーグ ブレーブス1―6カブス(9日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
カブス・鈴木誠也外野手(31)が9日(日本時間10日)、敵地・ブレーブス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数1安打、1四球で4試合連続安打と18試合連続出塁をマークした。カブスはブレーブスに競り勝って連敗を「3」で止めた。
初回無死一、二塁の1打席目は、23年に20勝を挙げた経験もある先発右腕・ストライダーと対戦した誠也。1ストライクから2球目の直球をはじき返して右前安打を放ち、4試合連続安打、18試合連続出塁をマークした。満塁にチャンスを広げると、クローアームストロングの右犠飛での先取点につなげた。
1点をリードした3回1死二塁の2打席目はカウント3―1から四球を選んで2打席連続の出塁。続くクローアームストロングが左前適時打を放ってリードを2点に広げた。1点リードの5回1死走者なしの3打席目は、空振り三振。8回先頭の4打席目は捕ゴロ、9回1死の5打席目は空振り三振に倒れた。
安打は出てきた誠也だが、本塁打は8月6日(同7日)の本拠地・レッズ戦での27号以来、約1か月、出場した試合では30試合連続で出ていない。レギュラーシーズンは残り17試合。日本人打者では松井秀喜、大谷翔平に続いて3人目のシーズン30本塁打にあと3本と迫っているが、微妙な状況となってきた。