◆米大リーグ マリナーズ5―3カージナルス(9日、米ワシントン州シアトル=Tモバイルパーク)

 マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が9日(日本時間10日)、本拠地・カージナルス戦に「2番・捕手」でフル出場し、3打数無安打、1四球で2試合ぶりの本塁打となる54号は出なかった。マリナーズは逆転勝ちで4連勝となった。

 初回先頭の1打席目は、先発左腕・リベラトレの初球に反応するも、左直に倒れたローリー。前を打つアロザレーナが逆転の27号3ランを放って迎えた3回無死走者なしの2打席目は、1打席目と同じような当たりの左直に倒れた。2点リードとなった4回2死一、三塁とチャンスで迎えた3打席目は中直。2点をリードした7回先頭の4打席目は右腕のアルシアと対戦して4球連続ボールの四球を選んだ。

 カージナルスの「1番・右翼」でフル出場したラーズ・ヌートバー外野手(28)は、2打席目に右前安打を放ったが、4打数1安打だった。試合は2回までにカージナルスが2点を先取したが、3回にマリナーズはアロザレーナの27号3ランで逆転。4回表に一時は同点となったが、直後の4回裏にネーラーの19号ソロなどで2点を奪ってマリナーズがリードを奪って逃げ切った。

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