◆JERA セ・リーグ 巨人4―3広島(10日・東京ドーム)

 巨人の大勢投手が1回13球を投げて、2安打無失点に抑え、中継ぎながら今季8勝目を挙げた。

 3―3の同点で迎えた8回に4番手でマウンドへ。

まずは先頭・小園を154キロで遊ゴロ。4番・モンテロ、5番・末包に2者連続安打を浴びて、1死一、二塁。6番・菊池をフォークで空振り三振。7番・佐々木をこの日の最速156キロ直球で左飛に打ち取って無失点に抑えた。

 チームは8回裏の攻撃で坂本の犠飛で勝ち越しを決め、大勢は中継ぎながら、山崎に次ぐチーム2位の8勝目となった。

 さらに16年のマシソンに並ぶ球団最多の49ホールドポイントをマーク。「今シーズン調子も悪い中、ここまでそういう記録を積み重ねられているのも野手の皆さんが守ってくれたりしているので、感謝したいなと思いますし、残り試合はよりいいパフォーマンスを発揮してしっかりチームに貢献したいと思います」と語った。

 「CSに出る権利を得るためにも1戦1戦大事になってくると思うので、その権利をしっかりつかんで、ジャイアンツというチームが素晴らしいチームって結果で示していかないといけない。それを証明したいので、まずはCSにしっかりと臨めるように権利を得れるように1戦1戦しっかり勝つことですね」と思いを口にした。

 また、これでルーキーイヤーに達成した自己最多タイの57登板目。登板数も多い中ではあるが、今後のポイントを問われると「早寝早起き朝ご飯です」とにっこりと笑った右腕。「マウンドでしっかりと自分のパフォーマンスを発揮できるように、野球のことだけ考えて毎日過ごしたいと思います」。

体調管理、コンディション管理を徹底しながら、シーズンを駆け抜ける。

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