◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―1巨人(19日・神宮)

 巨人が2試合連続の逆転負けで2カードぶりの負け越しを喫した。

 相手先発はルーキー左腕の増居。

初回を3者凡退に抑えられると、3回まで完全投球を許した。4回に先頭・佐々木が四球で出塁すると続く松本の左前打で無死一、三塁と好機をつくり、泉口の中犠飛で先制。それでも得点はその1点のみで、5回1得点と好投される結果となった。

 増居との過去の対戦は、救援で登板していた12日の1イニングで、キャベッジ、坂本、増田陸、大城、佐々木の5人のみ。初対戦の選手も多く、ウィーラー打撃コーチは1巡目を終えて「投げっぷりが良く、球速表示以上にボールにスピードを感じる。初対戦の打者が多くタイミングを合わせるのに苦労しているようだが、1巡目にボールを見ることはできたので、2巡目以降は、甘くなってきたボールを一発でしとめたいね」とコメントしていた。2巡目に得点こそ奪ったが、崩しきれなかった。

 チームはここまで10勝9敗だが、相手先発が左投手の試合に限ると、3勝6敗と一気に勝率が低下(右投手の先発時は7勝3敗)。阪神・高橋やDeNA・東、ヤクルト・山野らに好投を許し、最終的に逆転勝利した試合でも広島・森に7回無失点投球を許したこともあった。16日・阪神戦(甲子園)では左腕ルーカスに対して5回4得点で土をつけたが、サウスポーが苦手な傾向が続けば、相手もローテーションをさらに考慮してくるだろう。早いうちに“アレルギー”を解消する必要がある。

 2試合連続逆転負けで2連敗。

それでも、今季はいまだに3連敗はない。左腕・金丸の先発が予想される21日の中日戦(長野)は重要な一戦になる。(田中 哲)

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