◆JERAセ・リーグ DeNA1―4巨人(26日・横浜

 若き力が束になった。両軍無得点の2回2死二塁。

ドラフト5位・小浜佑斗内野手(24)は高め148キロ直球に反応した。「差し込まれたけど、振りきった分いいところに飛んでくれた」。7番・遊撃で先発し、2戦連続適時打となる先制打。逆方向の一、二塁間へしぶとくはじき返した。

 鮮やかなコンビプレーで突破口を開いた。その回、2死から6番・右翼でスタメンの平山功太内野手(22)が右中間へプロ初の二塁打。石田裕の速球を捉えチャンスメイクした。前日25日にプロ1号を放ちヒーローとなった育成の星。続く走塁では50メートル走6秒0の俊足を生かした。

 小浜の放った打球を相手二塁手が深い位置でダイビングキャッチ。「(三塁ランナーコーチの)川相さんが回していた。打球を見ることなくいけた」とトップスピードのまま三塁ベースを蹴った。

一気に本塁を陥れる好走塁。阿部監督も「いい形で先制できてよかった」と若武者2人の躍動を喜んだ。

 その後も小浜は7回の左前安打で初マルチ、8回に貴重な押し出し四球を選ぶなど、プロ初V打含む2安打2打点。堅守でも先発・井上を支え「同学年の温大が先発だったので『何とか先制点を』と。点につながってよかった」と充実の汗をぬぐった。ヒットはいずれも直球。阿部監督の助言で打撃フォームを改良し、2軍で磨いてきた対応力を示した。「チームが勝つために持っているもの全て出していきたい」とルーキー。売り出し中のヤングGたちが敵地で暴れ回った。(堀内 啓太)

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