100周年記念大会となる卓球の世界選手権団体戦(4月28日~5月10日)で、日本代表は男女ともに2日に英・ロンドンで初戦に臨む。日本男子は張本智和(22)=トヨタ自動車=と松島輝空(そら、19)のダブルエースで57年ぶりの頂点を目指す。

(取材・構成=林 直史、宮下 京香)

 日本男子57年ぶりの金メダルへ、鍵を握る存在が松島だ。全日本選手権は2連覇中。4月のW杯決勝では世界王者・王楚欽(中国)をフルゲームまで追い詰めるなど、成長著しい19歳は「中国を倒して金メダルを取れるように頑張ります」と堂々と目標を口にした。

 飛躍のきっかけになったと振り返るのは昨年10月のWTT中国スマッシュだ。3回戦で当時世界6位の梁靖崑(中国)を破り、格上相手にも攻める意識が増した。「今は自分のプレーをすればどのチームが来ても勝てる実力がある」と自信を持って左腕を振り抜く。

 ◆世界卓球選手権 第1回大会は1926年ロンドンで開催。2003年から個人戦(奇数年)と団体戦(偶数年)が交互に行われ、団体戦の今大会は100周年記念大会。

 ◆団体戦の大会方式 

 男女とも64の国・地域が2つに分かれ、日本を含む世界ランク上位7チームと開催国の英国の計8チームは、ステージ1A(総当たりの1次リーグ=L)でシード順を決め、全チームがステージ2(決勝トーナメント=T)に進出。残りの56チームが1組4チーム14組に分かれて1次Lを戦い、各組1位などの計32チームが決勝Tへ。

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