◆JERAセ・リーグ 巨人3―2ヤクルト(5日・東京ドーム)
巨人が2安打ながらヤクルトに競り勝ち「こどもの日」5年ぶりの勝利を飾った。4回、大城卓三捕手(33)がそれまで無安打投球を許していた先発の吉村から右翼席に決勝の3号3ラン。
打点で4戦全勝 得点への執念が白球に乗り移った。大城が見上げた先の右翼席へ打球は一直線に伸びた。「詰まり気味だったんですけど、当たった感覚はそこまで悪くなかったので。最高の結果になってよかったです」。強烈な一撃に沸く東京Dのダイヤモンドを駆け抜け、笑顔でホームを踏んだ。
ひと振りで流れを変えた。巨人打線は3回まで相手先発・吉村から無安打。4回に2つの四球で1死一、二塁とし、出番がきた。
こどもの日に、ひときわ輝きを放った。自身の少年時代は、巨人戦を見ることが多かったという。「高橋由伸さんだったり、松井秀喜さんだったり。それこそ阿部監督もですけど、そういう世代の方々をテレビで見ていました」。同じ左の強打者の活躍に胸を躍らせていた、あの頃があるからこそ「小さい子にも夢を与えられるような、そういう選手になりたい」。その願いをかなえる一発になったはずだ。
子どもたちにだけでなく、誰にでも優しい。
接戦を制しチームの連敗は3でストップ。「1点差で勝ち切れたというのも自分の中で結構大きい。やっぱり勝ち切ることは非常に大事」とうなずいた。今季32試合目にして昨年、一昨年の3本塁打に並んだが21~23年には3年連続2ケタ本塁打をマークしたスラッガー。まだまだ打ち足りない。「まだまだ試合が続くので、またいいところで打てるように頑張りたい」。
〇…こどもの日らしく、ヒーローインタビューでは途中から小学6年生の少年が大城に質問。「チャンスの時はどういう気持ちで打席に入っていますか?」と聞かれ「積極的にというのを心がけています」と優しく答えた。続けて「足が速くなるためにはどうしたらいいですか?」と質問されると、決して俊足とはいえないことを知っている場内のファンが大爆笑。そんな中でも笑顔で「お母さん、お父さんの手伝いをすれば速くなると思います」と優しく回答した。










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