パ・リーグ オリックス3―0ロッテ(6日・京セラドーム大阪)

 オリックス・田嶋大樹投手(29)は、節目の1勝をかみ締めた。「そこまで積み上げられたのはすごくいいかな…。

もっと積み上げられるように」。プロ1年目の18年から左腕を振り続け、オール先発の142試合目で通算50勝に到達。ワインドアップとセットポジションを使い分け、6回を無失点で文句なしの今季初白星をつかんだ。

 見よう見まねで水泳をしていた幼少期を経て、小3から野球一筋。プロ入り後は、他競技からの学びも投球につなげてきた。今年1月に参加した「鴻江(こうのえ)キャンプ」では、ハンドボール投げの動きを実践。「左手が(自然に)上がってくるので、それがいい」とフォームにつながるヒントを持ち帰り、壁に向かって投げることを練習前の新たなルーチンとした。

 アニメ「ブルーロック」がきっかけでサッカーにも興味を持ち、メッシやロナウドら超一流のプレーに熱視線を送ることもあった。「こういう選手に近づきたい」と高い志で歩んできた。チームは今季4度目の完封勝ちで、ロッテには京セラDで6戦全勝。開幕から先発登板した投手全員に白星がついた。「野球が僕の人生を支えてくれている。

すごく感謝しています」。オリの「必殺クロスファイア」は我が道を行き、極める。(南部 俊太)

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