◆JERAセ・リーグ 中日4―2巨人(9日・バンテリンドーム)

 巨人が3連敗で4月3日以来、今季ワーストタイの借金1。4位に転落した。

4カード連続負け越しは23年4月以来3年ぶりで、阿部監督就任後は初となった。

 指揮官は「無駄なフォアボール、あとミス。今の流れを象徴していたなっていう。それが出てしまいましたね」と振り返る。先制点献上につながった2回の3四球もだが、最大の場面は0―1の5回だった。

 1死三塁からカリステの打球は三塁へのゴロとなり、三塁走者・田中幹也を三本間で挟んだ。三塁・ダルベック→捕手・岸田→ダルベック→田中将で、田中将が泉口に送球したところで右腕が走者の田中と激突した。これが走塁妨害の判定で田中はホームイン。痛い2点目を失うなど、この回3点を奪われた。投手が入らざるを得なかった挟殺プレーになっただけに、川相ディフェンスチーフコーチは「なるべく投手が入らなくてもいいようなプレーに持って行けるように野手が頑張ってほしいところ」と指摘していた。

 前夜もミスが失点につながっていた。0―2の5回。

1死一塁から柳のバントを先発・ウィットリーが一塁に悪送球し、その後失点にも直結していた。

 5月はこれで2勝6敗。指揮官の言葉にもあったように、負の流れの中でミスも散見される。前夜の試合後には選手のみでミーティングを行っており、一丸となって勝利を目指す思いは強い。一日でも早くトンネルを脱し、流れを好転させたい。(田中 哲)

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