ジュニアの8人組グループ「B&ZAI(バンザイ)」が9日、東京・日本武道館で初の単独公演「B&ZAI LIVE TOUR 2026―ROCK’N’DOL―in日本武道館」(計3公演、2万7000人動員)を開催した。デビュー前のグループでは31年ぶりとなる同所での公演で、全31曲を熱烈パフォーマンスした。

 夢舞台に8人の覚悟と音色が響いた。ボーカル&ギターの橋本涼が「幸せを始めようぜ、行くぞ武道館!」と拳を突き上げれば、バンドマスターの矢花黎は「みんな日本武道館来たぞ~!」と感慨深げに絶叫した。

 昨年2月に結成され、バンド演奏が武器。結成約1年ながらライブや舞台100公演以上でパフォーマンスを磨き、“バンドの聖地”にたどり着いた。デビュー前のグループとしては、91年の「SMAP」、94年末の「KinKi Kids」以来となる武道館での単独公演となった。

 菅田琳寧は「世界中が嫉妬するほど、最高以上のライブを見せます!」とぶち上げれば、川﨑星輝は「伝説の始まりになるライブを作ろうぜ!」と偉大な先輩たちに続くことを宣言した。

 序盤は、初の自己紹介ソング「Ready for B&ZAI」で武道館へ“ごあいさつ”。オリジナル曲「KISS’N’DOL」では事務所の伝統でもあるジャケットプレイでも魅せた。8人が女装する「ギャル芝居コーナー」は、本高克樹が「深夜0時まで大倉(忠義)君とプロットを書いた」という気合の入れよう。王道キラキラソングからクールなダンス、笑いにも全力投球した。

 「ロック×アイドル」で本領発揮した。8本の火花が散る中、バンドセットが登場。

同所公演も行った「TOKIO」の城島茂のギターを鈴木悠仁山口達也のベースを矢花、松岡昌宏のスケルトンドラムを川﨑が受け継ぎ、名曲「LOVE YOU ONLY」などを奏でる“胸熱”演出でも沸かせた。

 バンドでは珍しい、稲葉通陽のバイオリンや、菅田のサックスと多彩な音色が一つになり、盛り上がりは最高潮に。憧れの場所でベースをかき鳴らした矢花は「みなさん、そして7人ありがとう!それをこの場所で伝えたかったんです」と目を潤ませた。

 橋本も「最高の武道館、ありがとう!」と感謝し、リーダー今野大輝は「これから先も、僕らと最高の夢をかなえてきましょう」と約束。晴れやかな表情で、8人の成長の証しを刻んだ。(奥津 友希乃)

 〇…稲葉が、来年2月公開の映画「17歳のプルーフ」(宝来忠昭監督)に女優・美絽(みろ)とダブル主演することを発表した。大歓声が上がり、メンバーは「みっちー、すげえ!」と祝福。図書委員の心優しい高校生役の稲葉は、映画初主演を「声が出なくなるほど驚きました」と喜んだ。グループで7月25日~8月4日に東京・Kanadevia Hallでライブ(全17公演)を行うことも発表した。

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