◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(10日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 今大会の大きな見所は、ツアー史上最短の98ヤードに設定された15番パー3だった。第3日は、グリーン手前から9ヤード、左端から3ヤード(実測値93ヤード)の難しい位置に設定され、さらに、強風が吹き荒れたこともあり、計13発(11人)の「池ポチャ」があった。

 最終日のピン位置はグリーン手前7ヤード、右端から4ヤード(実測値89ヤード)。最終日は、選手が対応し、風も穏やかだったこともあり、池ポチャした選手はいなかった。平均スコアも2・7424で、18ホール中、最も易しいホールとなった。鈴木愛(セールスフォース)は50度のウェッジで今大会唯一のホールインワンを達成。特別協賛の久光製薬提供の特別賞金200万円をゲットした。

 今年は2023年以来、3年ぶりの西コース開催。160ヤードだった15番パー3は62ヤードも短くなり、ツアー史上最短の98ヤードに。ティーエリアと2段グリーンの間には大きな池が広がる。グリーン手前は傾斜になっており、芝は短く刈り込まれている。アマチュアのように直接の池ポチャは、プロではあり得ないが、ピン位置が2段グリーンの下に設定された場合、バックスピンで池に落ちる危険がある。

 赤杭(くい)の場合、ボールが落ちた地点からピンに近づかない地点で2クラブ長以内から第3打を打てるが、今大会の15番の池は黄色杭のため、打ち直しの第3打は、ティーエリアが最善策となる。池に落とした場合、ボギーでしのぐことは難しく、ダブルボギー以上を覚悟しなければならない。

 第1日のピンポジションは手前から6ヤードの難しい位置(実測値は91ヤード)に設定され、池ポチャが連発。7人が池にボールを落とした。平均スコアはパーを超える3・1833(難度は18ホール中13番目)となった。

 第2日のピンポジションは手前から18ヤード、奥から10ヤード(実測102ヤード)。2段グリーンの上に設定されたため、易しいホールとなり、平均スコアはパーを下回る2・9244(難度は18ホール中16番目)となった。

 第3日のピンポジションは、グリーン手前から9ヤード、左端から3ヤード(実測値93ヤード)。第1日と同様に難しい位置で、さらに、強風が吹き荒れるタフな状況となり、13発の池ポチャがあった。今季1勝でメルセデスポイントランク2位の若手実力者の菅楓華(ニトリ)は2発も池ポチャして「7」の大たたきを喫した。平均スコアはパーを超える3・3939(難度は18ホール中13番目)となった。

 日本女子プロゴルフ協会の茂木宏美コースセッティング担当は「ウェッジの短いクラブで、スピンコントロールの技術が求められます」と解説。スピンコントロールに成功すればバーディーチャンスとなり、失敗すれば池ポチャ…。ホールインワンもあれば、7の大たたきもあり。

100ヤードもない超ショートホールは新たな名物ホールとなった。

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