パ・リーグ 西武6―1楽天(10日・ベルーナドーム)

 西武が4連勝。今季初の同一カード3連勝を成し遂げ、貯金を3に増やした。

4番のタイラー・ネビン内野手(28)は初回2死一塁、右翼フェンス直撃の先制二塁打を放つと、3回先頭では左越えに4号ソロをたたき込むなど、2安打2打点の活躍を見せた。

 この日は母の日。感謝の気持ちを鮮やかなピンク色のバットに込めて、2万7364人の大観衆で埋め尽くされたベルーナドームを沸かせた。

 お立ち台では「自分の母と妻も来ていて、妻は母になって初めての母の日。なので記念すべき試合になった。本当に愛している。今、バックネット裏にいるんですが、自分の人生で本当に大切な人です」と2人の“母”に思いをはせ、涙を流した。

 1月に第1子の長男が誕生。その影響で2月の春季キャンプには合流が遅れた。「すごい特別な気分ですね。プライベートも充実しています」。みなぎる闘志。

1軍合流後の9試合、チームは7勝2敗。自身も打率4割8分5厘、チームトップタイの4本塁打と打ちまくる。

 お母さんに対しても「自分のことよりは家族優先を第一にひたすら考えている母です」とネビン。守るべき存在ができたからこそ、自らを育んでくれた歳月にあらためて深い感謝ができる。5月10日、所沢。異国の地で、最高の恩返しができた。(加藤 弘士)

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