◆プロボクシング ▽日本スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ10回戦 〇王者・池側純(7回TKO)同級10位・大嶋剣心●(12日、東京・後楽園ホール)

 メインイベントの日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦で、王者・池側純(28)=角海老宝石=が挑戦者の同級10位・大嶋剣心(30)=KODLAB=を7回2分6秒TKOで下し、初防衛に成功した。

 2回に左ストレートで大嶋をぐらつかせると、5回には左ストレートを何度もクリーンヒット。

5回終了後の公開採点では、ジャッジ3者全員がフルマークで王者を支持した。7回に左アッパーでダウンを奪うと、再開後に左ストレートでたたみかけたところでレフェリーが試合を止めた。

 初防衛に成功した池側は、リング上で昨年6月に誕生した長男・拳生(けんしょう)くんを抱いて勝利者インタビュー。「全然練習してきたことが出せず、ふがいない試合だったが、結果的にはTKOになってうれしいです」と振り返った。

 今年1月、石井渡士也(RE:BOOT)に挑み、5回までの劣勢をはねのけて9回TKO勝ち。逆転で新王者となった。「自信はついた。初防衛戦で緊張もあったので、ホッとしている」と安堵(あんど)の表情も見せた。現在の世界ランクはWBC13位。「これから世界にいくとはまだ言えない。今年はしっかり(日本王座の)防衛を重ねて世界ランクを上げていけたら。WBOアジアパシフィック王座もチャンスがあれば」とWBO7位のWBOアジアパシフィック王者ガブリエル・サンティシマ(フィリピン)との対戦にも意欲。

「来年には『世界に行けるんじゃないか』と言われるように頑張ります」と世界を見据えた。

 戦績は池側が10勝(4KO)1敗3分け、大嶋が9勝(5KO)5敗1分け。

編集部おすすめ