日本サッカー協会は15日、北中米W杯に臨む日本代表メンバーを発表し、ベルギー1部シントトロイデンFW後藤啓介(20)が選出された。191センチと規格外の高さを誇る28年ロサンゼルス五輪世代の大器が、初のW杯に挑む。

 後藤は2023年、高校生ながら磐田のトップチームでJ2開幕戦2ゴールという衝撃的なデビューを飾り、1年目で7得点を記録。2024年1月にベルギーの名門アンデルレヒトへ渡ると、25年1月には欧州ELデビュー戦でゴールを挙げるなど欧州の舞台で台頭した。昨夏、出場機会を求めて期限付き移籍したシントトロイデンで公式戦13得点8アシストと具体的な数字を残し、欧州のスカウト陣からも注目を集める存在となった。

 25年11月のガーナ戦で代表デビュー以降も成長を続け、今年3月の英国遠征ではスコットランド戦で代表初先発。柔らかいポストプレーでチームを生かすプレーをみせていたこともあり、最終的にW杯の切符をつかみ取った。W杯に出場した日本代表のフィールドプレーヤーでは、DF吉田麻也の189センチが最長身。GKでは22年カタールW杯でメンバー入りしたシュミット・ダニエルの197センチだが出場はなかったため、191センチの後藤が出場すれば、“歴代最長身出場”を塗り替えることになる。18歳での渡欧から2年半。異国の地で着実に地力を蓄えたストライカーが、世界の舞台に挑む。

◆後藤 啓介(ごとう・けいすけ)2005年6月3日、静岡・浜松市生まれ。20歳。カワイ体育教室SC、磐田U―15、同U―18を経て、高2の冬にトップ昇格。

23年11月にベルギー1部アンデルレヒトに期限付き移籍し、24年12月に完全移籍。今季は同1部シントトロイデンに期限付きで加入。191センチ、78キロ。

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