◆第48回新潟大賞典・G3(5月16日、新潟競馬場・芝2000メートル、良)

 第48回新潟大賞典・G3が16日、新潟競馬場の芝2000メートルで行われ、7番人気のグランディア(西村淳)が待望の重賞初制覇を手にした。

 絶好調の人馬が勝利をたぐり寄せた。

グランディアは先団の後ろで運ぶと直線では密集した馬群を縫うように早めに先頭へ。3度目の騎乗だった西村淳は、課題のソラを使わせないように左ムチで懸命に鼓舞。スタンドの陰がなくなり、明るい日差しが差し込むゴールに真っ先に飛び込んだ。「厩舎関係者の努力で返し馬から素晴らしい状態だと感じましたし、あとは運だけだと思っていました。今日は具合が良かったのでソラを使わずに、これならと思いました」と、具合の良さで集中力が持続したことを勝因に挙げた。

 先週の京都新聞杯はコンジェスタスに騎乗して日本ダービー出走を確実にする勝利。2週連続の重賞Vは新潟重賞初制覇のおまけつきで、今年は早くもJRA重賞3勝目。キャリアハイの4勝(23、24年)に迫る活躍を見せている。「僕自身、2週連続(の重賞制覇)でいいリズムですし、明日も中内田厩舎の馬とウィナーズサークルに立てることを願っています」。17日のヴィクトリアマイルは、昨年の2着馬クイーンズウォークに騎乗する。26歳の若武者は府中でも表彰台に上がる姿を思い描く。(浅子 祐貴)

 ◆グランディア 父ハービンジャー、母ディアデラノビア(父サンデーサイレンス)。

栗東・中内田充正厩舎所属のセン7歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算26戦5勝。総獲得賞金は1億7296万4000円。重賞初勝利。馬主は(有)キャロットファーム。

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