◆第87回オークス・G1(5月24日、東京競馬場・芝2400メートル)追い切り=5月20日、美浦トレセン

 トライアル勝ちの勢いのままに大舞台へ挑む。フローラS覇者のラフターラインズ(牝3歳、美浦・小笠倫弘厩舎、父アルアイン)が、美浦・Wコースで絶好の動きを披露した。

ダミアン・レーン騎手=オーストラリア=を背に最終追いを敢行。フジレイメイ(4歳2勝クラス)を2馬身追走し、馬なりで直線へ。強めに追われる僚馬と手応えの差は歴然で、半馬身の先着。6ハロン81秒8―11秒4と、フローラSの最終追いより0秒6速い全体時計を計時した。

 小笠調教師は充実の表情を浮かべる。「ジョッキーに状態の確認と反応を見てもらうことを主眼に、おおむね希望通りの追い切りができました」。レーン騎手は「余裕をもって、いい仕上がりだと感じました」とこちらも好感触。13日に帰厩して日は浅いが、15日には美浦・Wコースで自己ベストの6ハロン81秒1―11秒3をマーク。完璧に仕上がったと見ていい。

 唯一の懸念はゲート。小笠調教師も「まだ少し不安は残ります」と認めるが、前走の前からメンタル面の成長が見られるという。フローラSは上々のスタートを切ることができた。

落ち着きが課題の解決につながりそうだ。トレーナーは会見で2度「状態は万全」という力強い言葉を発した。樫の女王に輝くための条件はそろった。(三戸 達也)

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