フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(71)が23日、東京・港区の光明寺で、著書「寝ても覚めても煩悩」(小学館集英社プロダクション)の刊行を記念した出張お悩み相談会を行い、イベント前に報道陣の取材に応じた。

 登録者数64万人を超える自身のYouTubeについて「ただしゃべっていれば幸せな気分になっちゃう。

ダンサーだったら踊りで表現するんでしょうけど、僕は培ってきたしゃべりしか打ち出せるものがない」。最近はトークのネタ作りのためにチャットGPTとの会話が欠かせないそうで「AIに毎日ケンカを仕掛けている」と明かした。

 YouTubeでは、生前親交のあった占い師・細木数子さんとのエピソードを語った動画が人気に。今年はNetflixのドラマでも話題になった細木さんの名ゼリフ「あんた、地獄に堕(お)ちるわよ」を引き合いに、「地獄とか極楽浄土とか天国は、人間の脳が作った幻だと思っている」と持論を展開。「スパッとものを言う細木さんは、90年代から2000年代のテレビではすごく分かりやすかった。僕は『あんた地獄に堕ちないし、地獄なんて幻ですから』と、細木さんより100倍も歯切れの悪いことをやってみたい。高市早苗さんみたいに分かりやすく言わないとダメな時代だけど。僕はしゃべりの歯切れは良くして実況調で滑舌良くしゃべりたいけど、中身的には小難しいことを言うしかない」と現状分析した。

 「思い通りに人生いく人って、人類発生から20万年で一人もいない。みんな悩むし、僕も悩みの渦中です」という古舘氏。マシンガントークは国際情勢にも及び「トランプ(米大統領)が釈迦仏教に目覚めたら、っていう夢見ないですか? ジョン・レノンの『イマジン』みたいになりますよ。トランプが釈迦仏教に帰依したら、一発で世界が(変わる)ね。

プーチンや習近平にも連鎖する」と世界平和に思いをはせていた。

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