大相撲夏場所14日目(23日、東京・両国国技館)  

 東前頭2枚目・義ノ富士(伊勢ケ浜)は初顔合わせの東同17枚目・藤凌駕(藤島)にすくい投げで敗れ、優勝争いで4敗に後退した。

 立ち合いで右上手を取れず、突き押しから左を差して土俵際に追い込んだが、逆転のすくい投げを食らった。

「急いでしまった。右が空いて、うまく左から攻められた。もったいない」と唇をかんだ。八角理事長(元横綱・北勝海)も「安全に勝ちにいって焦った。勝ちたい気持ちが強かった。優勝争いで落とせない一番になったから。気持ちは分かる。初めての経験でしょう」と指摘した。

 自己最長だった連勝も9で止まったが、大関・霧島が敗れたことで、1差は変わらず逆転優勝の可能性は残った。千秋楽は4敗同士の琴栄峰戦に勝ち、3敗の霧島、若隆景の結果を待つ形となるが「あと一日しっかり相撲を取って、(11勝した)昨年の名古屋場所に並べるように頑張りたい」と前を向いた。

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