◆第140回目黒記念・G2(5月31日、東京競馬場・芝2500メートル)

 3年前の日本ダービーでタスティエーラからタイム差なしの3着だったハーツコンチェルト(牡6歳、美浦・武井亮厩舎、父ハーツクライ)。2着が皐月賞馬のソールオリエンス、4着がのちに大阪杯を2勝したベラジオオペラと、世代トップを決める一戦で実力を示した。

しかし、その後は勝ちきれないレースが続いている。

 出走取り消しを挟み、1年3か月ぶりの実戦となった六社S(4歳上3勝クラス、東京・芝2400メートル)が復調を感じさせる内容だった。後方からの競馬で直線で大外に持ち出し、上がり最速32秒9の末脚で3着。デビュー戦以来、3年8か月ぶりの勝利こそ挙げられなかったが、6歳でも衰えがないことを見せつけた。

 そこから中1週で、格上挑戦となる重賞への参戦。長期休養明けを経て、間を詰めて使えるのは好調の証しだろう。3年前の激走を再現し、ダービーウィークに初の重賞タイトルをつかみ取る。

(三戸 達也)

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