23年生まれの3歳馬7944頭の頂上決戦が18頭で争われ、1番人気のロブチェン(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ワールドプレミア)が直線の競り合いを制し、皐月賞に続くクラシック2冠を飾った。松山弘平騎手はデビュー18年目で悲願のダービージョッキーとなった。

勝ちタイムは2分22秒7。

 メンバー唯一のG1馬は強かった。ホープフルSを制したロブチェンは、今年初戦の共同通信杯こそ3着に敗れるも、皐月賞では鮮やかな逃走劇でコースレコードV。勝利がない東京コース、未経験の2400メートルも問題なく、G1・2勝馬の実力を見せつけた。過去8頭しかいない3冠など夢が広がる1勝となった。

 皐月賞と日本ダービーを制して2冠馬となったのは、2020年のコントレイル以来25頭目。管理する杉山晴紀調教師は、開業11年目、延べ4頭目の出走で初勝利となった。

 4番人気のパントルナイーフ(クリストフ・ルメール騎手)が2着、11番人気バステール(川田将雅騎手)が3着だった。

 

 杉山晴調教師(ロブチェン=1着)「 (開業11 年目でダービー初制覇)うれしいです。

 (2冠馬を送り出した)本当にあまりないですからね。こんなに能力のある馬をうちの厩舎に預けて下さって、本当にありがたいと思っています。

今回、初めて競馬で上からメンコ(覆面)を着用して臨んだんですけど、やっぱり普段メンコをしていないぶん、かなり効果がすごかったです。

もうちょっと気合いが乗っても、というぐらいでした。そのままの流れで、ものすごく落ち着いてゲート裏までいけました。4コーナーはイメージより全然後ろだったので、やっぱりコース替わりですし、届くかなという感じで見ていました。

 (ゴール寸前は)あそこまできたら、なんとか勝ってほしいなというふうに思っていました。本当にポテンシャルが高いと思っていますし、やはり競馬に向かうところもあんまりイレ込んだりもしないので、そういったオンとオフがはっきりしているところも、この馬の強さだと感じます。

 (今後は)オーナーと相談してですね。

 (2020年には牝馬3冠トレーナーに。牡馬3冠トレーナーになる可能性も)馬にお願いしますと言っておきます。

 (デアリングタクトと同じ松山騎手とのコンビ)当然、相性のいいジョッキーの1人であることは間違いないんですけど、やはりこれだけ大舞台で(ともに勝つ)ということになると、不思議ですね」

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