2028年度前期(118作目)のNHK連続テレビ小説の制作・主演発表会が4日に東京・渋谷の同局で行われ、主演は女優の河合優実、脚本は宮藤官九郎氏が務めることに決まった。タイトルは「ほんのモキチ」。

本作の半年前に放送予定である27年後期の作品は未発表の段階で、異例の制作発表となった。

 朝ドラは現在、見上愛、上坂樹里がダブルヒロインを務める「風、薫る」を放送中。同年後期は「ブラッサム」(主演・石橋静河)、27年前期は「巡(まわ)るスワン」(主演・森田望智、脚本・バカリズム)に決まっている。27年後期はまだ発表されておらず、異例の1本飛ばしの発表となった。

 27年後期を飛ばして発表になったことについて、この日の会見前にNHKの広報担当者は「順番が前後しておりますが、先に決まった方から発表させていただきました」と説明。板垣麻衣子制作統括は「今回、うちの方が早く決まりましたので、先に発表させていただいたんですけれども、99作目の安藤サクラさんの『まんぷく』とその次の『なつぞら』広瀬すずさんのヒロインの発表は順番が逆だったりもしたので、過去そういうケースはなくはない」と明かした。同局のコンテンツ制作局の菓子浩ドラマ部長によると「大阪のものも順調に進んでおります。はっきり固まったものから順番に発表させていただいたという流れ。そちら(27年後期)も近々発表できると思います」と語った。

 19年前期の「なつぞら」は、放送開始1年5か月前に作品&ヒロイン・広瀬すずを発表。18年後期の「まんぷく」ヒロイン・安藤サクラの主演発表よりも2か月ほど早いヒロイン発表だった。

 ただ、「まんぷく」の制作発表は17年11月14日に行われており、「なつぞら」はその6日後の同月20日に制作&ヒロインを発表。

つまり、作品の発表は“ギリギリ”「まんぷく」が先で、主演の発表は「なつぞら」が追い越す形となった。

【近年のNHK朝の連続テレビ小説主演】

2017年前期「ひよっこ」有村架純(キャスティング)

2017年後期「わろてんか」葵わかな(オーディション)

2018年前期「半分、青い。」永野芽郁(オーディション)

2018年後期「まんぷく」安藤サクラ(キャスティング)

2019年前期「なつぞら」広瀬すず(キャスティング)

2019年後期「スカーレット」戸田恵梨香(キャスティング)

2020年前期「エール」窪田正孝(キャスティング)(相手役の二階堂ふみはオーディション)

2020年後期「おちょやん」杉咲花(キャスティング)

2021年前期「おかえりモネ」清原果耶(キャスティング)

2021年後期「カムカムエヴリバディ」上白石萌音深津絵里川栄李奈(上白石と川栄はオーディション)

2022年前期「ちむどんどん」黒島結菜(キャスティング)

2022年後期「舞いあがれ!」福原遥(オーディション)

2023年前期「らんまん」神木隆之介(キャスティング)

2023年後期「ブギウギ」趣里(オーディション)

2024年前期「虎に翼」伊藤沙莉(キャスティング)

2024年後期「おむすび」橋本環奈(キャスティング)

2025年前期「あんぱん」今田美桜(オーディション)

2025年後期「ばけばけ」髙石あかり(オーディション)

2026年前期「風、薫る」見上愛(キャスティング)上坂樹里(オーディション)

2026年後期「ブラッサム」石橋静河(キャスティング)

2027年前期「巡るスワン」森田望智(キャスティング)

2027年後期 未発表

2028年前期 「ほんのモキチ」河合優実(キャスティング)

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