◆米大リーグ Dバックス3X―2ドジャース(4日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が4日(日本時間5日)、敵地・Dバックス戦で今季2度目の欠場。10連戦の7戦目。

リアル二刀流出場翌日の予定通りの休養で、ベンチスタートも最後まで出番はなかった。4年ぶりの代打起用はお預けとなった。チームは2―2の9回にスコットがマルテにサヨナラ弾を浴びた。

 8回先頭でロハスを代打起用した時点で、大谷以外のベンチ入り野手を使い果たしたド軍。2―2の同点に追いつかれた直後だった9回の攻撃は3番から始まる好打順だったが、2アウトを取られ、打席には5番スミス。しかし、ベンチはここでは大谷の“温存”を選択した。スミスは左翼線への二塁打を放ったが、2死二塁でエスピナルが空振り三振に倒れた。エスピナルは5回に一塁手と正面衝突し、脳しんとうの検査を受けるために途中交代したマンシーに代わって緊急出場した選手だった。

 試合後、ロバーツ監督は「大谷は出場可能だった。10回にロハスの打順(9番)で代打で出る予定だったし、そこからの守備はどうにかやりくりしようと。翔平が試合に出て守備に就くことはないから」と説明。大谷を使うとすれば、なぜ9回ではなく10回だったのか。

指揮官は「9回は(打力のある)スミスがいたし、スミスの二塁打の後に翔平を打たせることもできたが、そうなると相手は翔平を敬遠して(7番の)コールと迎えていただろう」とし、「そこから選手たちがどのポジションに入るかを考えながら9回の守備に向かわなければならないからね。ベンチには、もう誰も(野手は)残ってなかった。延長戦に入ってから(代打・大谷という)切り札を使う意味があった」と明かした。

 大谷を代打で使っていた場合はDHで出場していた正捕手スミスを守らせ、捕手のラッシングを一塁に回すなどする必要があったが、一塁はフリーマンだったため、誰かが一塁以外を守る必要があった。

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