◆米大リーグ ダイヤモンドバックス0―7ドジャース(3日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が3日(二本時間4日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・投手、指名打者」でフル出場し、投げては6回89球で2安打無失点、6奪三振で6勝目(2敗)を挙げ、打っては4試合連続となるマルチ安打となる3安打を放ち、チームの快勝に貢献した。ドジャースはブレーブスに続いて30球団で2番目の速さで40勝に到達した。

 この日は現地時間で6月3日。昨年89歳で永眠した長嶋茂雄さんの一周忌にあたる。試合後、大谷は長嶋茂雄さんの命日に登板となったことについて、「もちろん大事なこと」と言及した上で「スケジュールの中で管理すべきところは、しっかりとピッチングの日というのが一番メインなのかなと」と投手として全力を注ぐことに集中したと明かした。

 大谷は16年12月のスポーツ報知の対談で初対面。25年3月15日に東京ドームで行われた巨人戦前にも対面した。これがミスターが公の場に登場した最後ともなった。亡くなった日に大谷はインスタグラムで「心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントを添えて追悼し、本塁打も放った。その後大谷は「リアルタイムで(現役時代を)見ている世代ではないので、プレーをお目にかかることはなかったですけど、実際にお会いしてみて、素晴らしい人でしたし、会話をしていても、やっぱりすごく野球に対する愛情が深い方なのかなという印象を受けた。非常に残念なニュースでしたけど、その情熱を現役の僕らが次の世代につないでいければいいんじゃないかなと思っています」とコメントしていた。

 この日の試合では、投打でフル回転した。1回表先頭の1打席目に二塁への内野安打で出塁。得点にはつながらなかったが、マウンドに上がる前から全力疾走で7試合連続安打、19試合連続出塁となった。

投げては3回まで1人の走者も出さない完璧な立ち上がり。2回にタッカーの5号2ランで援護点となる先制点をもらうと、3期には先頭で四球を選んで出塁したのをきっかけに3点を奪ってリードを5点に広げた。

 4回の3打席目も四球を選んで出塁。4回裏には2死から初安打となる右翼線への二塁打をモレノに浴びたが、アレナドをこの日最速の100・4マイル(約161・6キロ)直球で三ゴロに打ち取った。5回も3者凡退で抑えると、6回の4打席目も右前安打で4打席連続出塁。6回裏は1死からの四球と安打で1死一、二塁のピンチを迎えたが、キャロルを二ゴロ併殺打に打ち取った。

 規定投球回にはあと1イニング足りなかったが、防御率0・74はMLB全体でトップ相当。圧巻の4登板連続勝利で、被打率1割4分4厘もトップに相当する数字となった。9回の6打席目にはこの日3本目の安打となる右前安打。打率も3割を超えて3割1厘になった。3登板連続で登板日の本塁打とはならなかったが、投打でチームをしっかりと勝利に導いた。

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