◆日本生命セ・パ交流戦 2026 阪神―楽天(6日・甲子園

 阪神・森下翔太外野手(25)が6日の楽天戦(甲子園)で、球審の真鍋勝巳審判員(57)に暴言を吐いたとして退場処分となった。プロ4年目で初めて。

5回2死一塁で空振り三振に倒れ、1球目と3球目のストライクの判定に不満があった様子だ。阪神・掛布雅之OB会長(71)=スポーツ報知評論家=は、判定に心を乱されない強さを求めた。

 阪神・森下には今回の退場処分を苦い教訓とし、ストライク、ボールの判定に心を乱されない強さを身につけてほしい。当然ながら主力選手がグラウンドから消えれば、チームに大きなマイナスとなる。何より、判定にナーバスになると、自分の打撃のリズムを崩してしまう。

 審判によってストライクを取るコース、取らないコース、ゾーンの広い、狭いがある。人間だから、間違えることもあるだろう。さらに言えば、どんな打者もストライクだけを振っているのではなく、ボール球にも自分から手を出してしまっているのだ。そう考えて、一球一球のジャッジについては割り切るしかない。

 私は現役時代に退場処分を受けたことはない。もちろん、判定に腹の立つことはあった。だが、冷静に努めた。

自分自身のストライクゾーンの感覚が崩れることを避けたかったからだ。だから、確信を持って見送った球がストライクと判定されても「仕方がない」と受け流せた。審判と戦っても、1年のトータルで考えればマイナスにしかならない。

 確かに、この日の真鍋球審のストライクゾーンは1試合を通して右打者の内角、左打者の外角に広く感じた。森下の打席に限ったことではないし、楽天の打者も同じ条件で戦っていた。そして、その広いストライクゾーンを捕手・坂本はうまく利用していた。伏見の加入などによって今季は出番が減っているが、1―0完封リレーの陰のヒーローだ。(スポーツ報知評論家)

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