◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人2―2ロッテ=延長12回=(7日・東京ドーム)

 巨人は2日連続の延長12回ドローとなった。1点リードの9回2死で守護神のライデル・マルティネス投手がロッテの安田尚憲内野手に同点ソロを被弾し試合は振り出しに。

しかし、後続のリリーフ陣が執念でつなぎ勝ち越し点を許さなかった。2戦連続引き分けは、22年8月31日ヤクルト戦(京セラD)、9月2日の阪神戦(甲子園)以来4年ぶり。首位・阪神とのゲーム差は変わらず1・5のままとなった。

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 東京ドームが騒然となった。1点リードの9回2死、守護神のマルティネスは2ボールからの3球目、甘く入ったスプリットを安田に完璧に仕留められた。悔しさのあまり、助っ人はグラブで顔を覆い声をあげた。今季23試合目で初の被本塁打。勝ち越しは許さなかったが、痛い失点となった。

 前夜(6日)は4時間の激闘ドロー。チームを鼓舞するかのように、先発の西舘は立ち上がりから全開だった。150キロ台の力強い直球と、キレのあるカーブ、スライダー、カットボール、フォークを駆使し4回まで0を刻んだ。

 1点リードの5回1死一塁、ロッテの先発投手ロングが送りバントを試みた。

打ちあがった打球を三塁・坂本が併殺を狙い意図的にワンバウンドで捕球。素早く一塁へ送球した。ファーストのダルベックが一塁走者へ先にタッチしてから一塁を踏めばゲッツーが成立する場面だったが、ダルベックがタッチをする前にベースを踏んでしまい併殺ならず。一塁走者は塁に残りその後、2死一塁から小川の右越え三塁打で同点に追いつかれた。西舘は今季11イニング目で初失点。続く佐藤、西川に連続四球を与え満塁としたが、山口を右飛に仕留めた。7回111球6安打1失点の力投だった。

 ジャイアンツ打線は2回2死一、二塁、吉川尚輝の適時打で先制に成功。ロングの球威に苦戦したが、1―1の7回に3番手・中森から先頭の吉川尚が中前打、代打・増田大の遊ゴロでつなぎ、その後2死三塁。松本の左前適時打で一時勝ち越しに成功した。中森は今季13戦目で初失点だった。

 2―2に追いつかれた直後の9回裏、先頭の吉川が左前打で出塁。

増田大が犠打を決め1死二塁。泉口の遊ゴロで2死三塁と一打サヨナラの場面で、再び松本剛。だが、最後は打ち上げ二飛で唇をかんだ。

 延長10回からは残りのリリーフ陣でつなぎ失点を防ぐも、打線の「あと一本」が遠かった。勝てばヤクルトに並び2位に浮上するチャンスだったが、なんとも悔しいドロー。6月は4勝2分けと不敗は守り、9日から敵地で楽天3連戦に臨む。

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