◆米大リーグ ドジャース9―2エンゼルス(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が6日(日本時間7日)、本拠地エンゼルス戦に「1番・DH」で出場。初回先頭に内野安打で出塁すると、打者一巡した2度目の打席で6月初アーチとなる11号2ランを放った。
ドジャース猛攻の初回は大谷で始まり、大谷が締めくくった。連続試合安打&出塁が止まった翌日。1点を追う初回先頭で二塁内野安打を放つと、続くパヘスが逆転2ラン。生還した大谷はメジャー通算750得点に達したが、これだけで終わらなかった。
打者一巡で回ってきた1死二塁の第2打席。2番手左腕スーターの内寄り甘めに入ってきたシンカーを、中堅左にたたき込んだ。出場7試合ぶりの11号2ラン。球団では21年7月2日(日本時間3日)の敵地ナショナルズ戦の7回以来、5年ぶりとなる1イニング9得点の猛攻を完成させた。
大谷の1イニング2安打は25年4月16日(同17日)の本拠地ロッキーズ戦の初回以来2度目だったが、前回はソロ→右前適時打。そのため“初回の2打席目”の本塁打は、日米通じて自身初の珍事となった。
得意の6月は出場5試合目で初アーチ。23年に自己最多の15発、24年にはド軍史上初の10試合連続打点を挙げた“ミスタージューン”が、メジャー通算300号まで9本とカウントダウンに入った。8回にも四球を選び、今月4度目の3出塁。6月は打率5割でシーズン打率を再び3割に乗せ、リーグ1位の出塁率は4割1分7厘。メジャーで重要視されるOPS(出塁率+長打率)も・941で同2位に浮上した。「OPSが上がってきているのはいいことですし、もう少し長打率が高くなってくればベスト」と話していた大谷が止まらなくなってきた。
この日はクラブハウスにスーツケースを引いて現れた大谷。中からケア用具とみられるものを取り出し、体調管理にも余念がなかった。試合前には3日ぶりとなるキャッチボールを行い、3日(同4日)の登板で不安が残った右手中指のマメの影響も払拭(ふっしょく)。そして試合では防御率0・74の投手と同一人物とは思えない打者としての姿を見せつけた。背番号17の神髄が詰まっていた。










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